虹の彼方に ~ over the rainbow ~

好きな音楽、映画、本など、気ままに綴っているblogです♪ about the musics,films,books.

BUMP OF CHICKEN 『 飴玉の唄 』

2008-09-09 11:06:41 | BUMP OF CHICKEN


昨日は、いやなことがあって・・・ずっと、落ち込んでいました・・・

私の両親とのことですが・・・今まで、何度も、信じようとしたけれど、

もう、信じられなくなってしまいました・・・。

彼らに、悪気はないのは、わかっているけれど、それでも、

私の傷ついた心は、容易に治るものでは、ないのです・・・

私が、「傷ついてしまった」ということも、彼らは、おそらく、

気が付いていないのでしょう・・・。

血のつながった、両親なのに・・・

「血のつながり」って、いったい、何なのでしょうか。。。




『 飴玉の唄 』について、書きたいと思います。


 

↑ BUMP OF CHICKENの最新アルバム『 orbital period 』 も、

名曲ばかりのアルバムですが、その中でも、この唄は、

私にとって、最も「特別な光」を放っているような唄なのです・・・




  『 飴玉の唄 』  

   作詞 / 作曲  藤原 基央 


僕は君を 信じたから もう裏切られる事はない 

だってもし裏切られても それが解らないから 

どうか 君じゃなく ならないで  


悲しい時 嬉しい時 どちらにしても ほら泣く 

困るでしょうって更に泣く あんまり困らないよ 

飴玉あげる  


何光年も遙か彼方から やっと届いた飴玉だよ 

そういう1ミリを繋いで 君と出会えた 僕がいるよ  


見えない神様 僕らは祈らない 

冷えきった君の その手に触れて 心を見たよ  


聞けない事 言えない事 上手に話せなくて泣く

出ない言葉 強い気持ち 時間が足りないと言う  


僕は 君と僕の事を ずっと思い出す事はない 

だってさよならしないなら 思い出にならないから 

さぁ ゆっくり下手な 話をしよう 

言葉の要らない 話をしよう  


何億年も遠い昔から お互い知っている人がいるよ 

そういう1秒を紡いで 僕と生きている 君がいるよ  


死なない神様 僕らは祈らない 

咳をする君の 熱に触れて 命を知るよ  


僕は君を 信じたけど 君が消えたらどうしよう 

考えると止まらないよ 何も解らなくなる  


いつか君と 離れるなら いっそ忘れる事にしよう 

出来るのかな 無理だろうな 離れたくないな  


僕は 君と僕の事を ずっと思い出す事はない 

だって忘れられないなら 思い出に出来ないから  


ねぇ 怖いよ 止まらないよ 上手に話せやしないよ 

君は僕を 信じてるの 離れたくないな  


見えなければ 死ななければ だけどそんなの君じゃないよ 

僕は嫌だよ 君がいいよ 離れたくないな  


飴玉食べた 君が笑う  


勝てない神様 負けない 祈らない 

限りある君の その最期に触れて 全てに勝つよ  


見えない 死なない 僕らの世界で 

その手に触れて 熱に触れて  


僕も笑うよ 君と笑うよ  


僕は君を 信じたから 





( BUMP OF CHICKEN アルバム『 orbital period 』より )
 



「 僕は君を 信じたから もう裏切られる事はない 

だってもし裏切られても それが解らないから 

どうか 君じゃなく ならないで 」



この唄の、このところの、「僕」とは、障がいのある、私の子供たち

のことに、思えたりするのですが・・・。

「君」とは、子供たちの周りにいる人たち、みんなのことで・・・。

この中には、私も、含まれます・・・。




「 聞けない事 言えない事 上手に話せなくて泣く 

出ない言葉 強い気持ち 時間が足りないと言う 」


「 いつか君と 離れるなら いっそ忘れる事にしよう 

出来るのかな 無理だろうな 離れたくないな 」



このところなど、まさに、そのとおり、です・・・

最初の一節以外は、逆に、「僕」とは、私のことに思えるし、

「君」とは、障がいのある、私の子供たちのことに、思えます・・・。




「君」とは、つい最近亡くなってしまった、私が幼い頃から、

私を可愛がってくれた、大好きだった、あの人・・・

にも、思えるのです・・・。

とっても明るくて、おもしろい人で、会うたびに、いつも、

私を、笑わせてくれたのに・・・。その「恩返し」もできないまま・・・

「まさか」こんなに早く、あのような亡くなり方をして、逝ってしまう

なんて・・・ 

今だに、亡くなったなんて、信じられないのです・・・というか、

信じたくないのです・・・。

しばらく、会っていなかったから、どうしてかは、わからないけれど、

さぞかし、つらかったのだろうなあ、と思うと・・・


この唄は、幼い私を可愛がってくれた、あの人に・・・

そして、もう、ずいぶん昔に、寿命が来て、逝ってしまった、

私の大好きだった、おばあちゃんに・・・

捧げたいと、思います。。。


この『 飴玉の唄 』を、聴いていると、

いつも、思い出すのですが、

おばあちゃんの「最期」を看取ったのは、私でした・・・。

病院から、電話がかかって来て、「急な知らせ」とのことで、

行ってみると、もう、すでに、

おばあちゃんは、他界していました・・・

ショックで、固まってしまった私・・・。看護師さんに、促されて、

ベットの上に横になっている、おばあちゃんの手を、握ろうと、

しゃがもうとしたら、カクンと膝が折れるように、倒れそうになって

しまいました・・・。

必死で、握った、おばあちゃんの手が・・・

まだ、あたたかくて・・・ 

「ひとりにしてしまって、ごめんね・・・」

「そばにいてあげられなくて、ごめんね・・・」

と、何度も、おばあちゃんに、謝っていました・・・


人は、この世に、生を受けた瞬間から、

いつかは、亡くなる運命にあり・・・。

それを、わかっていても、そのことで、笑ったり、涙したり・・・。

「人間って、いったい、何なのだろう」

と、考えさせられてしまう、唄ですね・・・。


「 死なない神様 僕らは祈らない 

咳をする君の 熱に触れて 命を知るよ 」



私の子供は、生まれた時、生死の間を、3日間、彷徨いました。

その間、私もベットの上で、体に管をつけていて、全く、

動けない状態でしたが、意識はあったので、

たぶん、「私の命の代わりに、子供の命を、助けてください」と、

“神様”に、祈っていたと、思います・・・。

それしか、私にできることが、なかったから・・・


“神様”を、信じるか、どうか、は、私は、その人の自由であるべきだ

と、思います。誰かに、強制されるものでもないし、

逆に、誰かから、否定されるものでもない、と。。。

そういったものは、個人の心の内面に存在するもの、であって、

あからさまにすることではないように、私は思っています。


私が、そうなのか、日本が、そうなのかは、わかりませんが、

私は、昔から、ある特定の「信仰心」を、持ってはいません。

私が、今まで、生きてきた道のりの中で、

そのような「見えない神様」に、私が、祈りを捧げたことで、

願っていたことを、可能にしてくれた、ということが、

なかったから、なのでしょうか・・・。

それは、違うと思うのです。

私の信じている「見えない神様」は、

映画『千と千尋の神隠し』に、出てくる、

「“神様”だけしか、入ることのできない、お湯屋さん」に、

訪れていたような、今は、その存在を、すっかり忘れられてしまった、

「万物の神様たち」なのです・・・


そして、地球と、そこに住む、人間も含めたすべての生きものたちを、

その世界を、支配している、広大な宇宙の星たち・・・


『星に願いを』という唄が、ありますが、

どうして、人は、夜空に広がる、輝く星を眺めては、

時折、願い事をするのでしょうか・・・

そこに、“神様”の存在を、感じるから、でしょうか・・・。


私のおばあちゃんは、お空の、遠い、遠い、上にいて、

もう、りっぱな、“神様”になっていると、

思っています・・・

「どうして、そう思うのか?」と、聞かれたら、

それは・・・「秘密」なのです・・・


『 飴玉の唄 』は、本当に、素晴らしい唄ですよね・・・

この唄に、「出会えて」、奇跡というか、本当によかったなあ、

と思います。。。




読んでくれて、ありがとうです  

それでは、また。。。


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BUMP OF CHICKEN 『 ロストマン 』

2008-09-07 06:59:08 | BUMP OF CHICKEN
 
   ↑ BUMP OF CHICKEN の ’04年のアルバム

   『 ユグドラシル 』 より、 シングル曲の 『 ロストマン 』

   について、書きたいと思います。




BUMP OF CHICKEN ( 以下、バンプ ) の、 『 ロストマン 』 について。

この唄も、私にとって、「 特別な、意味を持った唄 」

であり、私の応援歌のような存在です・・・!!



『 ロストマン 』

 作詞 / 作曲  藤原 基央  


状況はどうだい 僕は僕に尋ねる 

旅の始まりを 今も 思い出せるかい  


選んできた道のりの 正しさを 祈った  


いろんな種類の 足音 耳にしたよ 

沢山のソレが 重なって また離れて  


淋しささら 忘れるさ 繰り返すことだろう 

どんなふうに夜を過ごしても 昇る日は 同じ  


破り損なった 手造りの地図 

辿った途中の 現在地 

動かないコンパス 片手に乗せて 

霞んだ目 凝らしている  


君を失った この世界で 僕は何を求め続ける 

迷子って 気付いていたって 気付かないフリをした



状況はどうだい 居ない君に尋ねる 

僕らの距離を 声は泳ぎきれるかい  


忘れたのは 温もりさ 少しずつ冷えていった 

どんなふうに夜を過ごしたら 思い出せるのかなぁ  


強く手を振って 君の背中に 

サヨナラを 叫んだよ 

そして現在地 夢の設計図 

開く時は どんな顔  


これが僕の望んだ世界だ そして今も歩き続ける 

不器用な 旅路の果てに 正しさを祈りながら  



時間は あの日から(or 無理かな) 止まったままなんだ 

遠ざかって 消えた背中 

あぁ ロストマン 気付いたろう 

僕らが 丁寧に切り取った 

その絵の 名前は 思い出  



強く手を振って 

あの日の背中に 

サヨナラを 

告げる現在地 

動き出すコンパス 

さぁ 行こうか 

ロストマン  


破り損なった 手造りの地図 

シルシを付ける 現在地 

ここが 出発点 踏み出す足は 

いつだって 初めの一歩  


君を忘れたこの世界を 愛せた時は会いに行くよ  


間違った 旅路の果てに  


正しさを 祈りながら  


再会を 祈りながら





( BUMP OF CHICKEN アルバム『 ユグドラシル 』より )
 ※ 画像参照


( ※ 「 時間は あの日から(or 無理かな) 止まったままなんだ 」

 の部分ですが、歌詞カードには、「 あの日から 」 となっているのですが、

 曲を聴いてみると…その部分が、「 無理かな 」 と、唄っているように

 聴こえるのですが…? 私だけでしょうか?? 違っていたら、すみません )




この唄は、バンプの、数ある名曲の中で、

私のいちばん好きな唄の、一つです!!

ある 「 決意 」 をもって、今までいた 「 場所 」 から、旅立とうとする、

この唄に出てくる、登場人物の、 「 いさぎよさ 」 が、

そのメロディーにも、表れていて、

ギターの疾走感のあるカッコいいリフレイン、

ドラムが印象的な音とリズムを刻み、ベースの重厚感とその軽快さ、

覚悟を決めたかのような力強いヴォーカルが、

これから、旅立とうとする、登場人物の背中を、押しているように、

重なって、響いていて、すごい!!と思いましたー!!


この『 ロストマン 』という唄を、聴いて、

今までの、 「 しがらみ 」 のようなものと、 「 決別 」 して、

再び、 「 新たな道 」 を、歩んで行く、

すがすがしさのようなものを、覚えた、と同時に、これから、

自分ひとりで、すべての責任を、抱えて、生きていかなければ、

というような、決して、容易ではない、人生の厳しさ、

みたいなものも、感じました・・・



私にとって、この唄は・・・

何もかも、すべて、この唄に、書かれてあることが、

自分のことと、重なっているようで・・・。

過去にも、そのような“自分のテーマソング”のような歌は、

あったのですが、この唄のように、 「 あからさま 」 に、

唄われている曲と、出会ったのは、初めてでした・・・。



「 どんなふうに夜を過ごしても 昇る日は 同じ 」


「 これから、過ごしていく日々は、君に、どんなことが、起ころうとも、

いつも、変わらず、そこに、また、存在しているんだよ 」

「 日は、また昇る。その動きを、誰も、止めることは、できない。

君に、どんなことが、起ころうとも・・・。

無限の宇宙の中で、君の存在は、とっても微かなもの、

でしかないんだよ 」 と、私に、教えてくれているようで、

「 生きていく覚悟 」 みたいなものを、感じました・・・。



「 君を失った この世界で 僕は何を求め続ける 

迷子って 気付いたって 気付かないフリをした 」



愛する我が子が、何事もなく、生まれていたら、

どこに行っても、世間様から、差別や偏見の目で、見られることなく、

「 ふつうに 」 暮らせていただろうなあ・・・と。

そういう意味では、子供は、まだ、幼いながらも、これから先、

決して、得ることのできないものを、失ってしまったことに、

なるのです・・・。

私が、自分の命にかえて、償おうとしても、決して、叶わない

ことなのです・・・


私たちは、 「 迷子 」 のようであり、

実は、私自身も、生まれる前、母のおなかの中に、

いた時から、本当は、 「 迷子 」 だったのです・・・。

両親は、いましたが、私は、 「 いらない子供 」 だったのです・・・



「 強く手を振って 

君の背中に サヨナラを 叫んだよ
 
そして現在地 夢の設計図 開く時は どんな顔 」



そんな 「 自分 」 に、

子供が障がいを持っている、という事実が、受け入れられなくて、

苦しんでいる 「 自分 」 に、

子供に、償いたい、と思っても、償えない 「 自分 」 に、

「 サヨナラ 」 と、心の中で、叫びたいです・・・

私が、本当の意味で、これから、 「 生きていく 」 ために・・・


私の“夢の設計図”は、この10年近くの間で、大きく変わりました。

最初は、この“夢の設計図”を、まず、すべて、消して、

書き直さなければならない、ということが、受け入れられず、

しばらく、その存在すら、忘れてしまっている、状態でした・・・。


それから、様々な 「 出会い 」 があって、子供がいなければ、

決して、出会うことのなかったであろう、人たちが、たくさんいて、

私たちを、支えてくれました!! 本当に、ありがとう!!

ともに、同じような運命を、背負いながら、生きている、

私の大事な 「 仲間たち 」 、そして 「 サポーターのみなさん 」 です!!

この 「 大事な人たちとの、出会い 」 が、なければ、

私たちは、今、ここに、存在していないでしょう・・・

みんなのおかげで、私の“夢の設計図”は、何度も、試行錯誤を、

くり返しては、書き直す、という作業を、していくことが、できました。

まだ、不十分では、ありますが・・・。

ほんの少し先までは、できようとしていますが、

そこから先は、空白のままになっています・・・



「 これが僕の望んだ世界だ そして今も歩き続ける 

不器用な 旅路の果てに 正しさを祈りながら 」 



このフレーズは、これから、容易ではない人生を、歩んで行く私に、

きっぱりと、“エール”を、送ってくれているように、思っています!!



「 時間は あの時から(or 無理かな) 止まったままなんだ 

遠ざかって 消えた背中 あぁ ロストマン 

気付いたろう 僕らが 丁寧に切り取った 

その絵の 名前は 思い出 」



私の子供たちの、成長は、あきらかに、止まってしまっています・・・。

だから、子供たちが、赤ちゃんだった頃の、いろんなこと・・・

幸せだった頃、告知を受けて、ただ、ショックを受けていた頃・・・

あの頃を、よく、思い出しては、言葉では言い表すことの、できない、

様々な想いを、いだいています・・・。

でも、それは、つかの間では、ありましたが、私にとっては、

「 宝物のような 」 大事な思い出、なのです・・・

これらのことは、一生、忘れることは、ないでしょう・・・。



「 破り損なった 手造りの地図 

シルシを付ける 現在地 ここが出発点 

踏み出す足は いつだって 始めの一歩 」



これは、私と子供たちの、根っこにある、言葉で、

いつも、大事にして、心に刻んでいます



「 君を忘れたこの世界を 愛せた時は会いに行くよ 」


遠くない未来に、このような時が、

私たちに、訪れることは、あるのでしょうか・・・





追申。   

この 『 ロストマン 』 の PV 、素晴らしいです~!!

ぜひ、おすすめです~!!




読んでくれて、ありがとうです  

それでは、また。。。


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蒼井優さんと、映画について。 その二

2008-09-04 14:26:01 | Yu Aoi
 
  
岩井俊二監督は、「自分の遺作とするなら、

映画『リリィ・シュシュのすべて』にしたい」というようなことを、

以前、おっしゃっていたそうです。

私は、この映画を、見る前は、その意味が、よくわからなかった

のですが、今、この映画を見たことを、思い出しながら、

岩井監督が、そう、おっしゃった意味が、私なりに、わかるような

気がします…。




残念ながら、リアルタイムで、映画館で見ることは、できませんでしたが、

レンタル屋さんで借りて、家で、見ることができました。




映画『リリィ・シュシュのすべて』では、蒼井優さんは、「津田詩織」

という、女子中学生の役を、演じています

この作品が、彼女の映画デビュー作、となります。

“岩井ワールド”と、呼ばれるくらい、この映画でも、岩井監督は、

この世のものとは、思えないくらい、とても美しい映像を、

私たちに、魅せてくれました。


「美しい」という言葉の、意味や、定義は、人によって違うものだと、

私は、思います。

本当は、悲しいことなのだけれど、“映像の魔法”にかかり、

「美しく見えて」しまうことが、あります。

それが、ある時は、「空」であったり、「地上」と、そこに

存在する「風」や「光」、「生きているもの」であったり…。

それが、この物語と、とても対照的に、描かれていて…

言葉では、言い表すことのできない、「感覚」だけが、

この映画を、見終えたあとに、残されるような…。


まだ、この映画を、見ていない人のために、

ストーリーについては、書きません。


何の先入観も、持たずに、心と身が、「まっさら」な状態で、

見てほしいと思います。




この映画には、「リリィ・シュシュ」という、架空のアーティストの、

音楽と、映像が、出てきます。この音楽の存在が、この映画のすべてを、

象徴しているかのように、印象的に、流れていて、

とても、奥の深い、不思議な「体験」を、させてくれます…




この映画も、前にも書いたように、私にとっては、

「もう一度、見たい!でも、どうしてか足が進まない」と思ってしまう

ような、作品です…。





話は、変わり…


蒼井優さんの出演する、最新作の、映画 『 TOKYO! 』

(ミシェル・ゴンドリー×レオス・カラックス×ポン・ジュノ 作品)を、

見てみたいですー!!

他の国の映画に出てくる、日本って、日本人から見て、

だいたいは、「ダサいなあ~」とか、「これ…日本じゃない

間違ってる~!!」って思ってしまう

ことがあるのですが…



しかし、ヴィム・ヴェンダース監督作品の、

映画 『Until the End of the World』 (邦題 『夢の果てまでも』)では、

「東京」を、描いてはいませんが、とても美しい、自然豊かな、

“古き良き日本”の姿が、わずかな場面でしたが、

描かれていました!!

そして、故・笠智衆さんが、その場面に、出演されていた、

ということも、大事な、要因だと、思います。


“古き良き日本”を、象徴するような、俳優さんなので、

「彼が、そこにいる」だけで、静かで、穏やかな、佇まいであるにも、

かかわらず、見た者の脳裏に、無意識に、焼き付けられてしまう

ほどの、存在感をもって、見る者を、圧倒しています…



この、『TOKYO!』という映画は、いったい、どのような

「東京」の姿が、描かれているのか、興味津々です~!!




読んでくれて、ありがとうです

それでは、また。。。


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蒼井優さんと、映画『ニライカナイからの手紙』

2008-09-03 11:49:40 | Yu Aoi
   

熊澤尚人監督作品の、映画 『 ニライカナイからの手紙 』 

について、書きたいと思います。




私は、ちょっと前に、レンタル屋さんから借りて、この映画を、

見ました。蒼井優さんが、主演されていたので、「見よう!」と

思ったのですが、そうでなければ、見れなかった、というか、

「この映画と、出会うことができなかった」かもしれません。


本当に、この映画を見ることができて、出会うことができて、

よかったなあ、と思いました!!


この映画は、「誰でも、一度は見てほしい」と思ってしまう、

そんな作品です!!




南の小さな島、沖縄の竹富島に、生まれ育った、風希(ふうき)という

女の子が、主人公で、蒼井優さんは、風希が、高校生になった頃から、

演じています。


とにかく、島の美しさと、そこに住む人々のあたたかさに、

心が、しぜんと、癒されます


「スローライフ」という言葉が、よく使われる、今日この頃ですが、

この島では、本土とは、あきらかに違う、

「特別な、ゆっくりとした、穏やかな、時間の流れ」が、

あるように、思います。


この島の人たちの、物事の考え方や、人との関係、

そして、文化そのものが、まるで、私の住んでいるところとは、

違います。それが、「うらやましいなあ~」と思いました…




風希ちゃんは、やがて、大きくなって、この島を出て、東京に行き、

自分の夢を、実現しようと、するのですが…。


人は、きっと、そこに住んでいては、わからないでいるけれど、

そこから、遠くに出てみて、はじめて、もといた場所の良さが、

わかるものなのでしょうね…

「灯台下暗し」とは、よく言ったものです




これ以上、書いてしまうと、この映画のネタばれに、なってしまいそう

なので、まだ、見ていない方のために、遠慮させていただきたいと、

思います




最後に、一言だけ。


この映画で、蒼井優さんは、この、「風希ちゃん」という女の子を、

そのままに“生きていて”、しぜん体で、この島に、とけ込んでいて、

まったく違和感が、ありませんでした。


本当に、素敵な女優さんです…




読んでくれて、ありがとうです

それでは、また。。。


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蒼井優さんと、映画について。 その一

2008-09-01 11:30:28 | Yu Aoi


私が、今まで見た、蒼井優さんが、

主演、あるいは、出演している映画(とドラマ)は、

見た順に、実写映画『蟲師』 、『花とアリス』

『変身』、『フラガール』 、『ハチミツとクローバー』

『ニライカナイからの手紙』

『虹の女神』、『亀は意外と速く泳ぐ』

『リリィ・シュシュのすべて』 、『クワイエットルームへようこそ』、

『百万円と苦虫女』 、です。

『人のセックスを笑うな』は、まだ、見ていません。


ドラマだと、『Dr.コトー診療所 2006』 、『タイガー&ドラゴン』、

『高校教師』、『おせん』 、ですが、

『高校教師』は、第一話と二話だけで、それからは、

「これはちょっと…」となり、あとは見ていません…




これらの彼女の出演作の中で、私がいちばん好きな映画は、

↑ 岩井俊二監督作品の、映画 『 花とアリス 』 ですね~ !!

ずっと前に、BSで放送されていた、映画 『 花とアリス 』 を、

見ました !!




蒼井優さんの、魅力満載です !! 

はじけています !!




コミカルで、笑えるところもあって、痛快だし

少女たちの微妙な心の揺れが、かわいらしくて、生き生きとした、

ピアノの調べにのせて、爽やかで、丁寧に、描かれて、

素晴らしい作品だと思います !!

( この頃は、“ 蒼井優ちゃん ”という感じなので、

「 優ちゃん 」、と呼ばせてください




優ちゃんの、というか、優ちゃんが演じる、

有栖川 ( ありすがわ ) てつこちゃん ( ニックネームが「 アリス 」! )

の、表情のひとつひとつが、微妙で、おもしろすぎ~(爆)!!

画面から、目が離せません~ !!

かなり、ウケましたね~  

彼女に、「してやられたー!!」という感じです


シリアスな場面でも、彼女は、

「しぜんな、その時に感じた、ありのままの表情」

なので、違和感なく、こちらも、しぜんに見ることができて、

「すごいなあ~、この子」と思いました




映画 『 ハチミツとクローバー 』 は、レンタル屋さんで借りてきて、

見ました!私は、「男女5人くらいの青春もの」みたいなストーリーは、

ちょっと…苦手なのですが…


でも、この映画は、今までの私の“偏見”(笑)を、打ち破る、

おもしろくて、痛快な映画でした !!


この映画も、コミックが原作なのですよね!

最近、そういう映画や、ドラマが多いですよね、なぜか…


やっぱり、原作コミックを読まずに、この映画を、見ることにしました!

私は、コミックや小説と、映画は、基本的に、「別のもの」、

と考えているので…




映画 『 ハチミツとクローバー 』 ( 略して、「 ハチクロ 」)は、

優ちゃんの他に、私の好きな俳優さんが、出演されているので~

「 この映画、見てみよう! 」という、モチベーションが、上がりましたね!!


真山くん役の、加瀬亮さん、とか、花本教授役の、堺雅人さんとか、

好きな俳優さんです !! 




ヘッドフォンで、クラシックを聴きながら、キャンバスに、思いのままに、

さっそうと、表現している、はぐちゃん(役の優ちゃん)が、息を飲む

ほどに、いさぎよいというか、その姿が美しくて、圧倒されたました…




映画 『 ハチクロ 』 を、見たのを、思い出していたら、

最近、思ったのですが、登場人物が、BUMP OF CHICKENのメンバーと、

キャラがかぶってる!?ということに、気がつきました !!

(私の、勝手な妄想につき、読み流していただければと… (笑)


森田さん役は、バンプの、藤原さん!?で、竹本くん役は、チャマさん!?

で、真山くん役は、増川さん!?で、花本教授役は、ひでおさん!?(爆)。


すみません~。イメージが違っていたら、ごめんなさーい !!




読んでくれて、ありがとうです

それでは、また。。。


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