あ~しんど・・・。
今日は日帰りで千葉の市川市に行って来た。東京経由の時はいつもお上りさん状態。
京葉線に乗るかメトロの東西線に乗るか・・・どっちも乗り換えが遠い💧
打合せだけでなく工場内の寸法取りなどもあって、結構時間掛かって、お暇した途端ぐったり。
帰りの新幹線は新大阪止まりに乗って正解。さすがに今日は電車乗り継いで帰る気力もなく、
新大阪からタクシーで帰って来た。
昨夜遅くまで掛かった見積積算は早朝に上申し、上司のチェック⇒修正 が必ずあると思ったのと、
自分が出張でもあるので、今日中に提出は難しいと判断。お客様には週明け月曜まで提出を延ばして
いただく訳には・・・?とお願いし了承して頂いたので、先ずはホッとした。
昨夜遅くまで掛かっても仕上げるぞ!と思ったのは、今日の行きの新幹線で寝られると思ったから。
そうも行かなかったけれど。
お客様ところに行くと元気になるんだよね。本当に今の仕事が好きなんだなぁと思う。
今日はメカ技術のエースを引っ張って来ましたっ!彼の身体を待っていたので、時間が掛かり、
お伺いが遅くなり申し訳ありません!とお詫び。
お客様部長が、『言ってたマジシャンやな?ゴッドハンドか・・・』と。
私は彼のロボットティーチング技術を”Hマジック”と呼んでいる。本当に、彼の技術は素晴らしい。
前の会社ででも今の会社でも、ロボットを扱う人を多く見て来たが、そのHさんの右に出る人は居ない。
と私は思っている。とにかく早い。そしてそれだけでなく、軌跡?持って行き方?動かし方?が
尋常じゃないのだ。スムーズ・きれい・美しい。他の人とは何か違う。
計算している?頭の中に座標とか入り込んでいる?ゲーム感覚?何も考えずに好きに動かしている様に
見えるけど。
会社の皆も、Hさんのやり方には付いて行けないと言う。一度、若い子を次の案件、Hさんと一緒に
やらない?と誘ったが、尻込みをする。やり方が判りません。僕は教えられた通り計算して動かすしか
出来ないのでHさんのやり方真似たら、頭こんがらがりそう💧と言うのだ。
バカだねぇ、勿体無いねぇ、折角誘っているのに。
違うと思うよ。Hさんだって最初はそうだったと思う。基本に忠実に慎重に教示をしていただろう。
数をこなしてこなしてやって行くうちに、速くて確かなやり方を確立して行ったんだと、私は思っている。
数字が文字が技術が彼の頭に身体に浸み込んで行ったのだ。そして彼と一体化する。
最早何も考えなくても勝手に手が動き、頭が知らぬ間に指示を出している。そうとしか思えない。
それは彼の学習能力であり進歩であり発展だ。ひとつところに立ち止まっていない。今も進行形。
それを知らずに、彼の努力や苦労を知らずに、あのやり方は出来ないなんて、曲芸みたいに言うなよっ!
と思っている。同じ様に努力したらHさんみたいになれるよ。彼はお人柄も良い。
打合せをして現場を見て、お客様部長が、AとBどっちやってもらうのがいいかなぁ・・・と仰る。
速攻『こっちがやりたい!』と、難易度の高い方を言う私。『おお、そうか!難しい方か?』と
部長は嬉しそう。そうよ、簡単な、誰でもどこでも出来ることより、難しい方をやりたいに決まってる。
それでこそ自動機メーカーよ。それが矜持であり醍醐味よ。設計さんは困るかも?だけれど。
いくらまでならOKか予算も聞き出して(私はこれが上手い)費用対効果で成り立つ案を提案しなければ
検討しても無駄になる可能性もある訳で、そこはお客様部長も全く意見が同じで話が早かった。
このお客様とはケミストリー(相性が合うと言う意味)なのよね、私。特に部長と。
なので、ラッキー!て言うか、そう言うお客様を知らずのうちに自分で選んでいるかもだが。
部長が今日帰るのか?泊まらないの?と聞かれるが、関西から千葉は日帰りコースじゃないのかな?
という訳で、しんどいけれど有意義な1日だった。るんるん(^^♪