3日の新聞に、自分にとっては捨て置けない様な記事が載っていてずっと気になっていた。
『”定年離婚”妻は真剣』というタイトルだ。
40~64歳の男女を対象にした明治安田生活福祉研究所の調査で出た結果。それによると、
・既婚者で自分や配偶者の定年を機に離婚を考えたことある人
子どもの居る女性・・・28.1%
子どもの居る男性・・・19.6%
子どもが居ない女性・・13.3%
子どもが居ない男性・・11.1%
・その理由
女性・・・退職後に毎日一緒に生活するのは耐えられない・・・45.1%
男性・・・妻からの愛情が感じられない・愛情を感じない・・・37.6%
女性・・・配偶者の介護をしたくない・・・8.5%
男性・・・配偶者の介護をしたくない・・・1.9%
・離婚はせずにお互いが必要以上に干渉しないで自立した生活を楽しむ卒婚に肯定的なのは
女性・・・73.5%
男性・・・56.4%
私は、自身がとうの昔に離婚しているから、他人の夫婦関係をとやかく言う資格は無いのだけれど
これを読んで、それにしてもねぇ・・・と思った次第。
毎日一緒に居るのが耐えられないってどういうことだろ?ご主人に対して愛情無いよね?
こんなこと言う位なんだから。ならば定年待たずにさっさと離婚したらどうなの?って思う。
何で今離婚しない?お金の問題でしょ?
そして男の人の方が、歳をとって必要ならば連れ合いの介護はしましょうと思っている人の方が多いって
ことだ。男の方が優しいね。
”卒婚”なんて聞こえはいいけれど、要は籍は置いといて書類上の夫婦は継続し、そうなると権利は勿論
持ったまま、世話だけ放棄ってことなんじゃないの?
これ多分女の方が都合良いよね。そしてその時の生活の面倒(費用)は誰がみるんだろ?
今まで外で働いて来た男の人は、家事いちから取得しなければならないしね。
今の若い人たちはそんなことも無いだろうけれど、昔の男の人は大変だ。
古い考えかも知れないが、私たちの世代はやっぱり男の人が外で働いて女が家を支える守ると言う図式が
多かった。親の面倒も当然お嫁さんがみるという。
勿論、家事には家事の値打ちがあり、女の人が家を守ってこそ男が外で思う存分仕事出来るというお互いの
役目・立場・メリットがあった。
そして、経済的に弱い立場の女性は、理不尽で辛抱出来ないほどの辛いことにも、別れた後の経済的な
ことを考えると、我慢するしか無かった。そんな時代は確かにあった。
かく言う私は結婚前に働いた経験も無く、別れた後の生活のことを考えると不安でしか無く、
鬱々と悩む日々を長く過ごした。
逃げ場のない中でどうにも出来ない無力感の中で、夫がふっと居なくなってくれないかと思う様になり
はっ!と、そんな失礼な話は無いわ、そんなこと思う位ならさっさと別れなくてはと、それがきっかけで
ついに決断した。
先行き真っ暗ではあったが、それにも増して別れたい気持ちの方が強かったと言うこと。
何してでも生きて行くわ。何とでもなるわ。位に思っていたかも。
なんにも貰ってない。一銭も。
今の若い人たちは女性も当たり前のように仕事をし、子どもを預けながら忙しく公私にわたって活躍
している。だから女性に経済的な理由で離婚をためらうと言うのは少なくなったかも知れない。
むしろ、定年後別れたいなんて思うのは、家庭を守って来たそれなりの年配の人たちではないのか?
夫にされて来たあれこれが、今怨念のようになって相手に向かっているのでは?とさえ感じる。
確かに昔の男の人はえらそーで家庭を顧みずに・・・なんて人も多かったかも知れない。
でも間違いなく、家庭の経済的部分を支えて来たのは、そのご主人だろう。
家事に値打ちが無いとは言わない。でもご主人の得るお給料が家族の生活の基盤だったはずだ。
そんな時代を経て、子どもたちも独立し、夫婦でゆっくり出来る・・・と思ったその矢先、
『あなた、離婚しましょ』なんて言われた日には、『一体俺は何の為に、今まで身を粉にして
働いて来たんだ!?』となるだろうな・・・と同情する。
そんなご主人がイヤなら何でもっとさっさと離婚しなかったの?一緒に生活するのがイヤだなんて、
そんなの夫婦じゃないよね。結局経済的なことが原因で今まで離婚出来なかったんじゃないの?
そして別れても私の取り分は半分こね位のことは言うのだろうな。
あ、子どものこともあるか。子どもの為に離婚我慢するっての。
しかしなぁ・・・イヤだイヤだと思いながら一緒に生活出来る神経ってのもスゴイ。私なら無理だ。
何だか女ってずるい。冷たい。
私は女の辛さも分かるよ、自分も経験して来たから。でも男の人のことも分かる。外で働くって
やっぱり大変なことなんだ。男だって色んなこと我慢して戦って来たのは間違いない。
そんなご主人の”長い間お疲れ様・・”の後に、その仕打ちはひどい。
良いことも悪いことも共有して来た夫婦の歴史を考えて、お互い思いやって、そんな冷たいこと言わずに
共白髪まで支え合ってよと、他人の私は思う。
まあ、他人には分からない話はいっぱいあるのだろうけれど。
私のお客さんたちも、そろそろそんな時期。私の友だちたちも、既にそんな時期に突入している。
でも私の周りは誰ひとりそんな冷たい人は居ない。皆夫婦仲が良い。お互いを思いやり尊敬し合っている。
ご主人と食事に行った、ワンちゃんも一緒にどこやらへ行った。奥さんとキュリオス観に行って、
帰りに紹介してもらったレストランに行ったよ、良かったよ。ありがとう・・・等々。
嬉しいことだ。見ていて聞いていて気持ちがいい。美しい。
夫婦の歴史って重いと私は思う。自分には作れなかったものだが、仲の良い年配のご夫婦を見ていると
いいなぁ・・と羨ましく思う。
世の中のご夫婦たち、冷たいこと言わずにこれからもお互いを尊重して優しく仲良く末永く暮らしてねと
全くの赤の他人が思っています。
『”定年離婚”妻は真剣』というタイトルだ。
40~64歳の男女を対象にした明治安田生活福祉研究所の調査で出た結果。それによると、
・既婚者で自分や配偶者の定年を機に離婚を考えたことある人
子どもの居る女性・・・28.1%
子どもの居る男性・・・19.6%
子どもが居ない女性・・13.3%
子どもが居ない男性・・11.1%
・その理由
女性・・・退職後に毎日一緒に生活するのは耐えられない・・・45.1%
男性・・・妻からの愛情が感じられない・愛情を感じない・・・37.6%
女性・・・配偶者の介護をしたくない・・・8.5%
男性・・・配偶者の介護をしたくない・・・1.9%
・離婚はせずにお互いが必要以上に干渉しないで自立した生活を楽しむ卒婚に肯定的なのは
女性・・・73.5%
男性・・・56.4%
私は、自身がとうの昔に離婚しているから、他人の夫婦関係をとやかく言う資格は無いのだけれど
これを読んで、それにしてもねぇ・・・と思った次第。
毎日一緒に居るのが耐えられないってどういうことだろ?ご主人に対して愛情無いよね?
こんなこと言う位なんだから。ならば定年待たずにさっさと離婚したらどうなの?って思う。
何で今離婚しない?お金の問題でしょ?
そして男の人の方が、歳をとって必要ならば連れ合いの介護はしましょうと思っている人の方が多いって
ことだ。男の方が優しいね。
”卒婚”なんて聞こえはいいけれど、要は籍は置いといて書類上の夫婦は継続し、そうなると権利は勿論
持ったまま、世話だけ放棄ってことなんじゃないの?
これ多分女の方が都合良いよね。そしてその時の生活の面倒(費用)は誰がみるんだろ?
今まで外で働いて来た男の人は、家事いちから取得しなければならないしね。
今の若い人たちはそんなことも無いだろうけれど、昔の男の人は大変だ。
古い考えかも知れないが、私たちの世代はやっぱり男の人が外で働いて女が家を支える守ると言う図式が
多かった。親の面倒も当然お嫁さんがみるという。
勿論、家事には家事の値打ちがあり、女の人が家を守ってこそ男が外で思う存分仕事出来るというお互いの
役目・立場・メリットがあった。
そして、経済的に弱い立場の女性は、理不尽で辛抱出来ないほどの辛いことにも、別れた後の経済的な
ことを考えると、我慢するしか無かった。そんな時代は確かにあった。
かく言う私は結婚前に働いた経験も無く、別れた後の生活のことを考えると不安でしか無く、
鬱々と悩む日々を長く過ごした。
逃げ場のない中でどうにも出来ない無力感の中で、夫がふっと居なくなってくれないかと思う様になり
はっ!と、そんな失礼な話は無いわ、そんなこと思う位ならさっさと別れなくてはと、それがきっかけで
ついに決断した。
先行き真っ暗ではあったが、それにも増して別れたい気持ちの方が強かったと言うこと。
何してでも生きて行くわ。何とでもなるわ。位に思っていたかも。
なんにも貰ってない。一銭も。
今の若い人たちは女性も当たり前のように仕事をし、子どもを預けながら忙しく公私にわたって活躍
している。だから女性に経済的な理由で離婚をためらうと言うのは少なくなったかも知れない。
むしろ、定年後別れたいなんて思うのは、家庭を守って来たそれなりの年配の人たちではないのか?
夫にされて来たあれこれが、今怨念のようになって相手に向かっているのでは?とさえ感じる。
確かに昔の男の人はえらそーで家庭を顧みずに・・・なんて人も多かったかも知れない。
でも間違いなく、家庭の経済的部分を支えて来たのは、そのご主人だろう。
家事に値打ちが無いとは言わない。でもご主人の得るお給料が家族の生活の基盤だったはずだ。
そんな時代を経て、子どもたちも独立し、夫婦でゆっくり出来る・・・と思ったその矢先、
『あなた、離婚しましょ』なんて言われた日には、『一体俺は何の為に、今まで身を粉にして
働いて来たんだ!?』となるだろうな・・・と同情する。
そんなご主人がイヤなら何でもっとさっさと離婚しなかったの?一緒に生活するのがイヤだなんて、
そんなの夫婦じゃないよね。結局経済的なことが原因で今まで離婚出来なかったんじゃないの?
そして別れても私の取り分は半分こね位のことは言うのだろうな。
あ、子どものこともあるか。子どもの為に離婚我慢するっての。
しかしなぁ・・・イヤだイヤだと思いながら一緒に生活出来る神経ってのもスゴイ。私なら無理だ。
何だか女ってずるい。冷たい。
私は女の辛さも分かるよ、自分も経験して来たから。でも男の人のことも分かる。外で働くって
やっぱり大変なことなんだ。男だって色んなこと我慢して戦って来たのは間違いない。
そんなご主人の”長い間お疲れ様・・”の後に、その仕打ちはひどい。
良いことも悪いことも共有して来た夫婦の歴史を考えて、お互い思いやって、そんな冷たいこと言わずに
共白髪まで支え合ってよと、他人の私は思う。
まあ、他人には分からない話はいっぱいあるのだろうけれど。
私のお客さんたちも、そろそろそんな時期。私の友だちたちも、既にそんな時期に突入している。
でも私の周りは誰ひとりそんな冷たい人は居ない。皆夫婦仲が良い。お互いを思いやり尊敬し合っている。
ご主人と食事に行った、ワンちゃんも一緒にどこやらへ行った。奥さんとキュリオス観に行って、
帰りに紹介してもらったレストランに行ったよ、良かったよ。ありがとう・・・等々。
嬉しいことだ。見ていて聞いていて気持ちがいい。美しい。
夫婦の歴史って重いと私は思う。自分には作れなかったものだが、仲の良い年配のご夫婦を見ていると
いいなぁ・・と羨ましく思う。
世の中のご夫婦たち、冷たいこと言わずにこれからもお互いを尊重して優しく仲良く末永く暮らしてねと
全くの赤の他人が思っています。