雑感 独り善がり

日々の思いや怒りを自分勝手な考えで綴る

人生を全うする為に生きている

2023-05-28 14:04:05 | 日記

さっきの記事に書き忘れたこと。ちょっとだけ続き。

うちのH課長がお客様S部長に私のことを話してくれた時に、こうも言った。

『彼女は嘘つかない』と。ああっらぁ~、そう言う風に思って下さってるのね。

これ大事。私にとっては。

Hさんからまさかそんな言葉聞くとは思わなかったから、意外だったけど嬉しかった。

なのでHさんは『お客様相手にでもしょっちゅうケンカしていますわ』と。

そんなこと言われるとS社様、どう思われる?とは思ったが嘘ではないので仕方ない。

違うことは違う、おかしいことはおかしい、出来ないことは出来ない。

無茶を言われてハイハイと何でも聞く訳には行かない。筋が通らない時は反論する。

しかし、嘘も時と場合によっては必要なのかもね。何でもかんでもバカ正直が必ずしも

いい結果を生むとは限らない。単純で考えが浅いから嘘つけないと言うことも言えるし。

 

そんな私のやり方、営業スタイルが正しいとは思わない。皆夫々に自分のスタイルと言うものが在る。

それを確立し、自分の信念に従って仕事をすれば良いだけだ。仕事だけじゃなく、生きるスタイルも同じこと。

少なくとも私は”ズルい”ことはしない。それは私が一番嫌うこと。

結局、仕事のやり方と言うものは、その人の生き方に通ずることではないのか?

 

話はちょっと飛ぶかもだけれど、勝手に書いて申し訳ないけれど(一応一方的にお断わりはしたが💧)

奇しくもHさんが”何の為に生きる?”と言う記事をあげておられた。

人だけじゃなく生きとし生けるものすべてに、夫々に、それなりの訳や意味や役目や価値があると言う。

私は以前にも書いたことがあるが、生きることはdignity(尊厳)だと思っている。

形は違えど、この世に生を受けると言うことは、これすなわち尊厳だ。

なので、生きていること自体に意味があり存在そのものに価値があると思っている。

折角この世に生を受けた限りは、与えられた命を全うしようと言う思い。

人夫々だろうが、私はその与えられた命を大事にしたい。人生を粗末にしたくない。

 

夢も希望も生きる目標も無くても良い。何の為に生きるか?と聞かれたら、私は生きる為に生きると答える。

特別何か凄いことをしなくても、日々の生活を淡々と送るのも、逆に生きる糧を得るために必死になる姿も、

もしかしてボーっと過ごすことも、どれも貴重で崇高なことだと思う。生きているのだから。

考えように依っては、それさえも難しいのだから。

”生きてるだけで丸儲け” だとか ”生きてるうちが花なのよ、死んだらお終いよ” とか、聞くことあると思う。

そうなのよと私も思っている。

まあ頑張って生きて行こうでも、仕方なく生きてやろうでも いいと思う。

人として生まれるのはこの宇宙の中で未来永劫たったの1回だけ。多分ね。

輪廻転生は知らんけど、万一あったとしても意識は無いだろう。

私はそのたった一回のチャンスを大事にしたいってだけ。

何の為に生きているのか?と言うことはあまり考えたことが無い。

生かしていただいているから、生きてます。生きてるってことが好きで嬉しくて幸せ。

あえて言えば、自分の人生を全うする為に生きている かな?

今は仕事ばっかりしている私にとって、生きることは dignity なんだよー(^^)/


奇跡のような幸せな1日②

2023-05-28 11:24:32 | 日記

総勢9人、3台に分乗して乗ったタクシーで、私が乗ったタクシーの中では、昔のことを知らない同乗の若い方に、

昔話をしていた。どれだけそのお会社が、私に影響を与えたかと言う話。私にとっての師匠だったと言う話。

Eメールのアドレス持って無いところとは付き合えないと言われ焦って会社で取得してもらった話(何十年前だ💧)

から始まって、ポートフォリオも知らんのんか!?勉強しろよと仲の良い方に言われた話。

図面集のプレゼンなんかもう要らん。パワーポイントで持って来ないと受け付けないと言われ、土日も夜も

仕事時間以外、自宅で寝食忘れ必死になって勉強し、子どもたちに呆れられた。

前の会社のパワーポイントに依るプレゼン資料のベースは私が作ったもので、その後皆がモディファイして行った。

その前に初めてパワーポイントを知ったのも、そのお客様のお陰。某工場の竣工式で見せて貰ったパワーポイントの

アニメーションにびっくりした話。昔の話ね、昔。

大きなスクリーンに映し出された一覧表の左側に、新しいライン上のそれぞれの装置名があり、右側空白。

その空白に後ろの方から会社名がビューン!と飛んで来て、その表の上流側装置から順に担当した各メーカーの

会社名がバンっ!と収まる。初めて見た私は『なんじゃ、こりゃっ!!と、もうびっくりするやらなんやら』と

話すと、若いお客様は大爆笑よ。私の話し方が上手いのか?お腹抱えて笑い過ぎ💧

そんな状態でタクシー降りたものだから、他の方が何がそんなに面白いのか?と聞いておられた。

 

実は接待のお店、必死になって探した。先ずはS社様の商品がメインのお店でないといけない。間違っても

K社やA社のものは飲めない。シェアが業界3位なので、飲食店でもなかなか難しい。ましてや地方都市となると

生(なま)を置いている店を探すのは更に難しい。グルメガイドで探して何度も吟味して最終的に決定したお店は、

当然自分も行ったことが無く、味の保証も無いけれど、値段は立派だった。店構えもキンキラしていない、

ひなーびた感じの表玄関。

生(なま)の銘柄もマ〇〇-〇ド〇ー〇だというので、プ〇〇〇〇モ〇〇の方が良いかな?とお店の大将と相談したり

して決めた。

居酒屋みたいなガチャガチャしたところは、周りがうるさくてお互いの話が聞こえにくいだろうし、わざわざ

東京と大阪から来て下さってるのだ。お魚の美味しいのを召し上がっていただきたい。お料理はコースのみだった。

2階の個室で『いい雰囲気だね』と言って頂き、選りすぐりの食材で、大将自ら今朝獲れた魚だとか、どこそこの

産地だとか、1品1品説明に来て下さる。美味しくて超満足。そして飲み物よ。喉が渇き(お茶飲むのも我慢してた)

冷えたビールがのどに沁みる。『あー美味しい!』話も弾む弾む。

仕事の話になり、2人の若い方が私を褒めて下さる。

『めっちゃ返事が早くてびっくりする。メーカー1じゃない?』

別の方『夜の11時頃質問送ったんです。翌朝6時に返事が来てました』

速いだけが取り柄ですと私。

 

S社様は、社内皆仲が良いし、皆楽しんで仕事をしておられる感じが良い。飲み物の追加を注文する時は

若い方2人が『いいですいいです。〇〇さんは座っていてください。僕たちがやりますから』と私にも気を遣って

下さり、2人サクサクと動かれる。

7人のうち3人は当日の最終便で帰らなければと言うことで、コースが終わらないうちに後ろ髪引かれる思いで

先に出られた。勿論お土産も用意して。

 

人数が減り(お客様4人+Hさんと私の6人になった)、S部長が『皆もっと寄っておいでよ。固まろうよ』と。

すると、お料理もほぼほぼ出揃った頃に、大将がビールグラス持って入って来た。

その大将の話が又ビックリだったのだ。

 

『私はこのビールが好きでねぇ・・・』と。

『プ〇モ〇?』と聞くと、『もう無くなっちゃって、次の樽なんですけどね、私の好きなマ〇〇ー〇ド〇ー〇』と。

『大将の好きなマ〇〇ー〇ド〇ー〇のサ〇〇〇ーさんだからね』と私が言うと『えっ!?ホントですか?』と

言うから、『だから最初に、サ〇〇〇ーさんの接待だから、ビールもウイスキーもサ〇〇〇ーじゃないとダメって

言ったでしょ?』と私。歳取り過ぎて忘れてるのか?おじーちゃんだからね。

その大将『実は以前は生はK社だったんです。ところがね、ミシュランの星貰ったことS社さんもA社さんも

お祝に色々下さったんだけど、K社は電話一本よこさなかった』と。

そこで皆ビックリ!ミシュランの星持ってるんだ!と。道理で美味しいし高いはずだわ。違うか💧

で私が、『それで大将、S社さんに乗り換えたんですか?』と聞くと違ったんだよね。それが理由ではないと。

良いこと話してくれたよ大将。

知り合いのお店でミシュランのお祝いをしてくれた。その時に飲んだビールが超美味しかった。だがもしかして

お祝いの席で気分が高揚してたから美味しく感じただけか?と思ったもので、念の為日を変えてもう1回飲んでみた。

2回ではこと足りず、更に3回目飲みに行き、本当に美味しいことを確信したと。凄いね。大したものだ。

お祝いしてくれたしてくれないじゃなく、本当に味で選んだと言うところが素晴らしい。大将の心意気感じる。

 

もうね、若い方が口々に『〇〇さん、持ってますねぇ』『引きが強いですねぇ』『凄いですねぇ』と言われる。

うん、そんな話、確かに嬉しい話だ。『マ〇〇ー〇ド〇ー〇最高っ!』とか大将が言うものだから、若い人皆

動画撮ってた💧『もう一回言って』とか『一緒の写真撮りましょう』とか『社内報に使おうか』とか。

お客様が喜んで下さって、私も嬉しいわ。こんなめぐり合わせってあるのね。

S部長は大将に名刺渡されていた。勿論技術系の方も、時と場合によっては営業なさる。ウイスキーも山〇は

勿論”碧”も角もあり、飲み物は十分満足。

あ、因みに”碧”はS社様が世界で持っておられる各国の蒸溜所5カ所のものをブレンドしたもの。マイルドで

美味しかった。

そしてそしてS部長。こんなことを仰る。もっと早く言ってよ~。

『実はマ〇〇ー〇ド〇ー〇の機械の設計したの私なんです』と。『えええぇーっ!!👀』

又ビックリだ。ならば最初からプ〇モ〇じゃなく、マ〇〇ー〇ド〇ー〇にしておけば良かった💧

マ〇〇ー〇ド〇ー〇を香りがちょっときついのかな?一般的なのはプ〇モ〇でしょと早とちりした私のミスだ。

マ〇〇ー〇ド〇ー〇に付いての勉強が足らん。S部長にお詫びしなくっちゃ💦

勿論、皆でマ〇〇ー〇ド〇ー〇も頂きました。

 

あ~何と言う奇跡。奇跡としか言いようがない。たまたま選んだお店の大将がサ〇〇〇ー様の大ファンで

特にS部長設計のマ〇〇ー〇ド〇ー〇が大好きで、おまけにお店がミシュランの星持っていて

(そんなこと書いてなかったけど・・なんでそこPRしないんだろ?)お料理美味しくてお客様喜んで下さって。

ホント私ツイてるわ。当たりだわ。ラッキー!幸せだ。

うちのH課長が、お客様のS部長に言う。『彼女はいつもラッキー!ツイている!と言うんですが、それは

ただツイているからだけじゃなく、彼女の一生懸命さ真面目さが呼び込む結果なんです。今の大口の新しい

お客様にしても、そこの社長さんが彼女の気性を気に入って下さったからで、他の営業だったら最初の仕事も

決まってなかったし、継続もしていない』的なことを言ってくれた。もう穴があったら入りたいよ💧

ありがとう褒めてくれて(^^♪

 

最後の鯛めしが、先に帰った方の分が余ったからとおにぎりにして下さり、皆にお土産にしてもらった。

お客様4人とうちのHさんはもう1軒行くと。私は勿論そこで失礼しますわと。女性の居る店に付いて行くのは

歳だからもういいわ。昔は二次会にも参加したけどね。

『ありがとうございました』と別れて、皆は夜のネオン街に消えて行きました。

幸せな1日だった。感謝しかないよ。


奇跡のような幸せな1日①

2023-05-28 10:22:10 | 日記

先週も木曜朝から四国の事業所に行っていて、昨日の夕方帰宅。今回は更に気が張っていて疲れた💧

いつものことながら一晩寝れば疲れは取れるので、もう元気なのだが(^^♪。

 

先々週は機械の出来具合(進捗)を見に行ったのだが、先週は本番でお客様が見学に来られるのだった。

そのお客様の業界では、まだ市場にあまり出ていないタイプの機械で、他業界のお客様へ納入済の機械を

モデルに作成したプロモーションビデオをご覧になり、興味を持って下さった。

是非実機を見たいとのご希望で来社されたもの。

私の大好きなS社様。前の会社からのお付き合いで、個人的には30年以上になる。

総勢7名様。あれだけ頼んでいたのに社長は日にちを間違えて(わざとだと思う)ダブルブッキング。

ショックで『有り得ない!』と文句ダラダラ言ってやったわ。けれど、向こうの予定も変えられないと言うことで、

まあ社長にしてみればS社様よりよっぽど大事なお客様だったのだろう。知らんけど。そうは思えないけど、

そう思うことにしている。私のお客さんは自分で適当にしろよと言うことかと腹が立ったが。

 

メカ設計のHさんと制御のYさん、そして四国事業所の皆に協力してもらってお客様お迎え。

7人のうち、5人までは面識はある。5人のうち3人までは昔から知っている方で、今回の案件で、今の会社に

転職してから初めて4月に東京にご挨拶に伺ったのだが、その時お互いに『えっ!?』となって、その時も

笑ったけど、新たに今回当日金曜日に初めてお目にかかるお2人。そのうちの隣の部のN部長、その方も

知っている人だった・・。

おいでになる方の苗字しか聞いてなかったので、気にしてなかった。まさかね。又知っている方だったなんて

なんて偶然だろう。もうこうなれば偶然なんかじゃなくて必然か?

私はもうこの歳なので、最近は覚えが悪い。しかし昔はそうではなかった。顔は覚えていたし、

名刺はビジュアルで残るので、名前を覚えている限りは下の名前も一緒に覚えていた。その部長さんは

昔名刺を頂いた時に、自分の兄と漢字は1字違うが同じ名前だったのでよく覚えていた。

部長さんも今回事前に私の名前を聞いていて、まさかねとは思ったんだよと。

若い方が『〇〇さん(私のこと)、うちの会社でどんだけ有名なんですか・・・』と呆れている。

 

挨拶と事前の説明が終わり工場で実機の見学。

機械はノントラブルで上手く動いてくれて、細かい質問なども色々あって、皆が手分けしてアテンドし

質問に答え、お目当ての機械以外も見て下さって、見学は何とか上手く行った。

一度東京へ同行してもらった設計のDさんには『あの時のKさんも来られているから挨拶に工場へ来て』。

もう1人のCADのSさんには『お土産のお礼言いに、Dさんと一緒に動いているところ見に来たら?』と声を掛け

女性陣も皆総出でご挨拶。調整~試運転頑張ってくれた皆に感謝よ。

取りあえずは見学が終わり、やれやれ・・・。

しかし私には、まだこの後の接待と言う大事な仕事が待っている。気は緩められない。

 

で、タクシー3台に分乗して田んぼの真ん中の事業所から市街地へ。

ここからが又、大きなドラマが待っていた。

長くなるので次へ。