昨日も某お客様のFATだった。お客様は福島県の会社。遠いところからお越しいただきました。
お2人来られて、機械の出来をチェックして、運転して動かして・・・の中で、1~2度トラブルがあって
停まった。電気担当者が時間が足りず、運転確認が完全に出来ていなかった箇所で、プログラムが間違って
いたと。試運転用に送って貰ってたワークの状態も良くは無かったので、社内確認時にはそこにも時間が
掛かって難儀だったのだ。
その場でプログラム修正し、その後問題無く上手く稼働し、最後にまとめと言うか打合せ。
殆ど問題は無かったが、そのプログラム修正前のトラブルに付いて何度も言及される。
プログラムが間違っていて、それを治したのだから、同じ状況はもう起こらないはず。
にもかかわらず言われる。で、こちらも説明する。又同じことを言われる。又こちらも説明して理解・納得
して頂こうとする。二度三度?いやもっとだ。
勿論、自動機のことだから、変な動きをされると危ない訳だから、お客様が心配されるのは解るし、
当然のことだとは思う。ましてや会社代表して来られてる訳だから、いい加減な確認で完成品じゃない
機械を納品されれば、『何確認して来たのだ?』と責められるのはご自分だろうから、慎重に、念入りに、は
立場的に当然だろう。それは解る。
しかし、しつこい。もうあの状況は起こらないと説明しているにもかかわらず、何度も同じことを言われるので
段々イライラして来て、私も口調がきつくなって来る。押し問答みたいに・・。いや、勿論悪いのは私ども
なんですが・・・。
で、どうなったか?
おとなしいおとなしい、滅多に口を開かない電気設計のYさんまでもが、珍しく、本当に珍しく、
『間違っていたので直しました。済みません。しかし修正したので、あの現象はもう二度と起こりません』
と言ったではないか。
ふふーん。Yさんも、ムッとなってるのね、と思ったわ。
ここからが面白い。
納得して頂いて議事録にサインも頂き無事に?FAT終了し、駅までお送りしようと外へ出た時お客様が
おもむろに『〇〇さん(私のこと)は大阪の人なの?』と聞かれる。『はいそうです』と答えながら、
ははーん・・・お客様が何を言いたいのかが解って『あのぅ・・大阪のおばちゃん、皆が皆、私みたい
なんではありませんよ。そんなこと言うと大阪のおばちゃんに失礼ですよ。大阪のおばちゃんは皆、
普通はおとなしくて静かで穏やかで上品です。私だけが変なんです』と言いましたわ。
するとお客様は『そうなの?』と。私『そりゃそうですよ。大阪のおばちゃん皆が皆、私みたいだと
思われると困ります。大阪のおばちゃんに悪いです。私が変なんです。そうでなければ何で?この歳まで?
こんなおばーちゃんになるまで、機械メーカーの営業なんてやってます?私は動く機械が好きなんです。
見ていて飽きないんです。私が変なんですよ』と。
お客様『なるほどね。解るわ』と。
きっと気の強い奴だと思われたことだろう。自分ところのミスを棚に上げて、ムカついてたもんね。
お客様、100%は無いと言うのは解ってるよと言いながら、何度も何度もしつこいんだから。
しかし・・・昨日は電気のYさんだけじゃなく、社内の人らにも腹立たしいのはあったよ実は。
でもなかなか、キッパリはっきり、リアルに指摘出来ないこともある。そこは婉曲にやんわりと解るように。
へそを曲げられると仕事しにくくなるからね。
お客様には言いたいこと言えて、社内の人には言えないって、これも又問題かも。
昼食挟んで数時間。お土産お渡しして新幹線でお帰りになりました。やれやれ・・・💧
これでしばらくFATは無い。あと2件の納品(現地工事)でしばらくは忙しいが、それが終われば空白よ。
引合はいっぱいあるけど何も決まってない。次の仕事が獲れてないんだもの。
どーする?しばらくゆっくりしたいかな。身体もしんどいし。最近夜がもたない。すぐ寝てしまう。
その代わり朝は早い。年寄特有の兆候だよね(^^;。老いの道まっしぐら?とは思いたくないわ。