先週の金曜日は某お客様のFATだった。
今回このお客様のご担当は、他の設備の搬入もいっぱいあって身動き取れないと。それで来られたのは
別の初めての方。部長さんに課長さん。うぅ~ん・・・。今まで全く関わって来なかった方たちだ。
面識ない。話をしたことも無い。年恰好も判らない。どんな判断されるんだろう・・・。
福島県と言う結構遠いところから来られ、前日の午後早目に京都に入ると。FAT当日は帰られる。
で、私は前日に夕食にお誘いした。
JR京都駅で待ち合わせ。1階中央口の辺りと言えば判るだろうと思っていたが、会えるまでに結構
携帯でのやり取りをした。私は『青いパンツをはいてます』 それしか目印は無い訳で・・・。
祇園に行こうかとも思ったが、七条から四条に行く気がせず、駅近くの”おばんざい”のお店にした。
会えば会ったで気さくな方たちで全く問題は無かったのだが、一番笑ったのが『1人で来ると思う?』と
お2人話していたということだった。だってね、面識もない訳で、知らん人と初めて会って食事行くか?
それも女性1人で。絶対誰か連れて来るよね、上の人とか・・と言ってたんだって。
そしたら、1人で来た~!となったそうな。うちは皆出払ってて、なかなか人が居ません!
まあ女性と言ってもおばーさんな訳で、営業数十年で心臓に毛が生えていると言われる私にとっては
恥じることも怖いこともビビることも全く無い訳で、お客様のご心配は杞憂ですわ。
第一、怖くて難しい方ならお食事誘っても乗って来ないだろうと思ってたしね。
乙女を想像していたお客様には申し訳なかったけれど、初対面で盛り上がりましたわ。
担当の方からは『すっごいパワフルな人だから』と聞いておられたそうだ。ふぅん・・パワフルねぇ。
”おばんざい”も、どれも美味しい美味しいと言って下さって、お醤油の濃口薄口の話なんかもして。
関東の方は”鱧”が結構珍しいらしく、それも召し上がって、ご機嫌でお開きになりました。
お酒に強くてびっくりした。私はその日の昼イチに『翌朝出して』と無理難題言われた資料作りの為、
帰宅後まだ仕事をしなくてはならなかったので、1杯2杯にして帰った。それでもやっぱり寝てしまった
ので(最近は飲むと眼がもたない)、翌朝早起きして仕事したわよ。
翌日は社長が在社だったので、昼食は同席してもらった。もう喋るのがしんどかったのもあったし。
ちょっとびっくりしたのは、お2人共私の子どもたちより若かったわよ。私の歳を聞いて引いておられた。
60ちょい超えと思ってましたと。うちの会社で珍しいと言うより、全国的になかなかその歳で
機械メーカーの営業やってる人居ないんじゃない?と。そんなこと無いんじゃない?と思うけれど、
どっちにしても身体元気なのが有り難いよね。私、気力・気合だけで生きてる人間だし。気力のあるうちは
大丈夫。やる気が無くなれば即辞める。そう言う意味ではちょっと今、危ない気もするが。
無事にFAT終わって駅までお送りした。ヤレヤレ・・。
その日の夜は、FAT一緒にやってくれた社内の若い人たち連れて食事。結構疲れた。
で、次の日の昨日は中3の孫Tと2人でお出掛け。
実は娘から、Tが元気が無いと聞いていて、ちょっと心配ではあった。最近はもう泊まりに
来ることも殆ど無い。数日前、ランチにでも行く?と聞いたら『行く』と言ってくれたので
頑張って出掛ける。
本人希望のお店で食事をして、その後CDが欲しいというのでショップに行く。
”推し”って知ってる?とか、その推しの話をしてくれたり、CDショップでの会員登録のスマホの
扱いの速さと巧さに驚かされたり、結構おばーちゃんに機嫌よく付き合ってくれた。
将来の夢もチラッとね。ほーかほーか(^^♪、いくらでも協力するよ。
娘が途中で心配して『機嫌どう?』と聞いて来たが、『機嫌は悪くないよ、それなり』と返事すると
『ほう・・』と。
最後にTの好きなシャインマスカットや兄のJの好きなモノ、おかーさんへのお土産の食材等を
買って送って行く。図書カードももう無いというのでJの分と渡す。
孫も私が甘いと解っているみたいだが、どんなにしても生きているうちしかしてやれないのだから
いいのだ。私自身それほど物欲も無いし、今は心おきなく仕事が出来ればそれで良いのだよ。
帰宅後しばらくして『ありがとう!おばーちゃん大好き!』とLINE。そーかそーか、ありがとうよ。
そんな風に言ってもらえるだけでも幸せだよ。私の方こそ付き合ってもらって相手してもらって
結構なことだ。
木金に続いてなので身体は少ししんどかったけれど、頑張って行って良かったよ。