雑感 独り善がり

日々の思いや怒りを自分勝手な考えで綴る

心臓カテーテルの検査を受けた。私にとっては過酷だった

2019-06-01 18:31:13 | 日記
月・火・水と3日間入院して、心臓カテーテルの検査をした。
あまり気は進まなかったが、GWに胸が痛んだことの原因を突き止める為に。
胸は激痛、ニトロを呑めば痛みは消えた、しかし心電図は異常なし、エコーでも血管キレイそう。
胃カメラで食道もキレイと言われ、多分狭心症だろうと言うことだったのだが、ちゃんと調べようと。
同じ発作は2回目だし。
何故気が進まなかったかと言うと、カテーテルが血管突き破って心臓に突き刺さったり?して
亡くなった・・みたいなニュースを見たことがあったから。
検査するよと言われた時から、それが心配と先生にブツブツ言っていた。
先生は、あんなのよっぽどのことだから・・と言うけれど、絶対大丈夫とは言わないものだから、
結構不安だった。

1日目は夕方から点滴するけれど、それまで特に何もすることが無いと言われ、日頃の睡眠不足を
補うかのように、知らないうちに爆睡。
ツンツンとつつかれて目が覚めると眼前に若いおねーちゃんの顔。寝ぼけて一瞬看護師さんかいな
・・と思ったが、よく見ると一番大きい孫。高2。
皆仕事しているし忙しいだろうから、今日は来なくていいよと言っていたのに、彼女はその日は
部活も塾もバイトも何も無い日で、ヒマだったからと。
お土産?お見舞い?のお菓子まで持って来てくれて、有難う!おばーちゃんお腹空いてたのよ。
病院の昼食、完食してまだ物足りなかった。丁度良かったわ。
帰りに下まで送りがてら、院内のタリーズだったかで一緒にジュースを飲みました。
夕方から左腕に点滴が始まり、それから退院するまでの間ずっと、点滴は続いた。
何でも、造影剤やらが腎臓に良くないそうで、それらを薄める為に必要なんだとか。

2日目検査当日。義姉が8時半頃来てくれる。
誰か親族と言われていたが(処置が必要になったりする場合の為?)子どもたちは仕事なので
仲の良い義姉に頼む。
実の姉は身体弱くて遠い。仲が良い訳でも悪い訳でもないが滅多に会わない。
第一検査することすら言ってない。兄は旅行中。従って義姉。
9時に始まったのだけれど、これが・・・大変なものだった。
先生たち、検査と言うより、それ完璧手術だよね?といういでたち。
主治医の先生と助手の先生は、前日から入れ替わり立ち替わり来てくれたし、大体の内容は
聞いていたんですがね・・・。
右手首から入れると聞いていたのだが、部屋で手術着に着替える時、パンツも脱いでと言われ
えっ?何でパンツ?となったわ。万一腕から入れられなくて太ももからに変更になった時用?
結局右腕から入れたのだけれど、私は寝た状態で身体に布をかぶせられ、何も見えない。
意識はあるし天井は見えるんだけれど、局部は見えない。
麻酔は右手首に『チクっとするからね』と言われ確かにチクっとしたのだけれど、その一瞬の
チクっとだけでは済まなかった。その多分、管?カテーテル?を入れてる箇所が凄く痛いのだ。
痛いわ気持ち悪いわ吐きそうだわで、最悪。私はそれでなくても、造影剤が超苦手。
気分が悪くなって吐きますと言ってある。
腕から胸へとカテーテルが進んでいくのも分かったし何だか気持ち悪い。
意識あるのってイヤだな・・・という感じ。

途中で先生が『心臓の動きが悪くなって来たので』と言ったと思うが、ペースメーカーを入れると。
『はぁ?ペースメーカー?どこから入れるの?』と思ったが、顔にも布を被せられ首を消毒されて
又『チクっとするからね』と。『はあ・・』と言うしか無いよね、こっちは。まな板の上の鯉だもの。
ところがだ。何が”チクっと”じゃいっ!!?痛いよー気持ち悪いよー何種類もの何か(薬?)を
次から次へと入れているのが分かるんだよね。
検査は大体1時間位と聞いていたので、”今でどれ位経ったのだろう?あと何分これを我慢しなければ
ならないのさ・・・”という思いしか無かった。
何度も何度も『〇〇さーん、大丈夫ですかぁ』『〇〇さーん』と言ってくれるんだけれど、
大丈夫じゃないとでも言えば即やめてくれるの?な ことは無いよね。ただ声掛けるだけね。
”痛い”とか”苦しい”とかには耐性のある方だと自分では思っている。我慢強い方だと思っている。
いや、思っていた。でももうアカンわ・・・限界やわ・・。
看護師さんが顔を覗いて『大丈夫ですか?』って聞いてくれるんだけれど、全然大丈夫じゃない。
『こんなにしんどいなら、心臓クッと来て死んだ方がマシ・・・』なんて力のない声でほざいていると、
先生が『何て~?何て言った~?』と。なんだ先生、聞こえてるんやない。
それ位苦しいんだよ。もういいですわ、やめて下さい、みたいな思いで、泣きそうでもあり
諦めでもあり。
”終わったよ”の時には、ぐたっと死んだみたいになってた。

終わったら先生自ら車椅子押して病室まで送ってくれた。
先生、背が高くてカッコいいんだわ。脚にはめた脚絆?みたいな脚カバー?手術着?
足が長いからカッコいいわ、なんてしょーもないことを考えながら
『先生、ひどいわ。あんな過酷と思わなかった。ちょっとした手術よりひどくないです?
全身麻酔してもらいたかったくらい、しんどくて痛かった』と言うと先生は『全身麻酔はリスクもある。
麻酔科の先生も要るしね』と。まあね、分かりますけれどね。
部屋に帰ったのは10時半くらい。義姉に、『ただただ休養したいから、もう帰ってくれていいよ。
有難う』と早々に帰ってもらう。上の娘が午後から仕事休みなので、義姉と交代すると言っていたが
待っていなくていいからと。看護師さんも居るから用事があっても何とかなるからと。
右手首の穴は、空気でパンパンに膨らませたビニールの袋みたいなので圧迫。動脈だから出血しない様に。
添え木みたいなのも。
それを1時間ごと位に圧を緩めてくれる。6時間は安静にと。
めっちゃそこが痛くて早く外して欲しかった。
そんな状態でも昼食は完食。右手不自由なのに。
結局娘が来たのは3時くらい。特に用事もなく、喋って帰った。

3日目、朝6時半くらいに先生来たよ。先生寝てるの?泊まり?ドクターって本当に朝が早い。
大きなテープも外してくれた。
看護師さんが本当はまだだけどと早目に左腕の点滴も外してくれた。ワガママな患者だ。
9時になるのを待って請求書貰って、さっさと退院しました。
かかりつけの先生宛に封筒貰ったので、かかりつけ医にさっさと持って行かなくてはならない?と
電話すると、主治医の先生とかかりつけの先生はお知り合いなので直接のやり取りがあるらしい。
なので、次の定期来院の時でいいですよと。

結局私は狭心症ではあるけれど、血管は詰まって無くて、攣縮性?の狭心症らしい。
様子見とニトロね。
二度としたくないわ、あんな過酷な検査。

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