緊急事態宣言が又延長されて、真っ先に思うのは飲食業の人たちのこと。
デパートや劇場関係など若干規制が緩和される。しかし変わらず飲食業にだけは厳しい。
お酒の提供はNG。そしてお店も8時まで。
直接のお店の経営者は言うに及ばず、そこに納入している業者さんやメーカー・産地、
そしてそこで働く人たち。皆が関連して大打撃だ。飲食関係だけじゃない。多くの業界が
困っている。職を失った人いっぱい。収入無い人いっぱい。死活問題。
これ本当に、国を挙げて不公平なく保証してあげないとアカンよねと思う。
幸いにもコロナ禍での自粛にそれほど打撃を受けていない業種は、たまたまラッキーだった
だけだ。もしかしたら自分だったかも知れない。
周りの人たちが生活して行けなくなる図式は、見ていて気の毒で仕方ない。他人事じゃない。
ハッキリ言って国難だからね。国全体で何とかしなければならない問題だ。
それでなくても、まともな舵取り出来ていない国の責任は重いと思う。どれだけ国民が
我慢して来ていると思ってるのか。平気な顔して”延長です”なんて言って欲しくないと
思うし、果たして今の自粛の仕方が本当に正しいのか?よく判らない。
政治家や公務員・医師たち、守ってない事例がいっぱいある。それを見ていると若い人たちが
言うこと聞かないの仕方ないとも思うよ。
発出の仕方も間違ってるよ。
昨日もテレビで尾身さんが芸人の”りんたろー”と対談しているの観たけれど、私もちょっと
びっくりした。
若い人の中には”緊急事態宣言中”と言うことさえ知らない人が居るらしい。
政府はテレビや新聞で伝えている。一生懸命伝えているつもり。しかしりんたろーによると
若い人はテレビ観ないし新聞取っていない。となると、政府の言っていること知らないんだと。
へ~えぇっって私も思ったわ。それじゃあ意味無いじゃんと。
ならばもっと、若い人たちにも伝わるような方法考えなくてはいけないのではないの?
確かにコロナに対する捉え方は年齢によってめちゃ温度差ある。私は街なかで、マスクしてない・
喋りまくる若い人たちいっぱい見て来た。彼らはコロナなんか恐ろしくないんだろうな と思う。
屁とも思ってないのが見て取れる。
多くの若い人は知らない間に感染して知らない間に治ってる。症状が出ないものだから、自分が
まさかコロナに感染しているなんて思っても居ない。そんな隠れ陽性者が知らないまま年配者に
移し、高齢者が重症化する。そう言うこと多いんじゃないのだろうか。
だって感染者数、今や若い世代の方が多いよね。高齢者はあまり外には出ない。私らの年代
(70手前のギリ60代)でさえコロナは怖い。”罹かったら入院も出来ずに死ぬ”位に思っている。
行動は最少必要限だ。
だから、はっきり言って陽性者数を減らしたいなら、先ずは若い人に接種する方が早いんじゃ
無いかとずっと思って来た。ただ、高齢者は感染すると重症化する確率が高いから先なのか?
そして死亡率高いのも、高齢者が感染し重症化し亡くなることが多いからなんだと思う。
そして病床が不足するのも、高齢者はなかなか良くならないから退院に時間が掛かる。
なのでベッドがさっさと空かない。と言う図式じゃないの?それって今や、誰でも知っている
ことだと思う。
感染者数を減らしたいのか病床を確保したいのか死亡者を減らしたいのか。
それによって打つ手は変わるのではないの?
ワクチンは、動き回る若者にこそ早く打たなければならないのではないの?と思うこの頃。
医療関係者が完全に終わらないうちから高齢者へのワクチン接種が始まった。自治体によって
スピードに差がある。若い人にまで終わっているところもある。
それならば、杓子定規に構えずに臨機応変に、対策対応を講じれば良いのではないのと思う。
余ったワクチンを捨てるなんて最低最悪だし、コンセントが入ってませんでしたなんて初歩的
ミスするなよ。たるんでいる証拠だよ。
朝令暮改だっていいじゃない。どうしてさっさとテキパキと出来ないかなあと思う。
掛け声だけじゃ何も終わらない。実施出来てこそのナンボなんだよ、菅さん。
これが最後の緊急事態宣言になることを祈ってる。