小高恵美が“平成特撮リスペクト”の怪獣映画に出演、橋爪淳や原田大二郎も参加(コメント / 動画あり)
小高恵美の主演映画「HOSHI 35(ほしさんじゅうご)」が製作決定。2023年10月に東京・池袋HUMAXシネマズほかで上映を予定している。
映画ナタリー
小高恵美(おだか めぐみ)。1987年、第2回東宝シンデレラのグランプリを受賞し、市川崑監督、沢口靖子主演映画『竹取物語』でデビュー。
1989年より1995年まで6作品が制作された、「平成ゴジラVSシリーズ」全てに、超能力者・三枝未希(さえぐさ みき)役で出演。生涯最大の当たり役となる。
2000年に出演予定だった舞台を、体調不良を理由に降板し、以後引退状態となる。1時期は消息不明状態でしたが、2012年ごろより、旦那さんが主催する劇団で、スタッフと役者を兼任し、徐々に表舞台へと戻ってきました。
近年では、特撮イベントなどにも参加するようになり、昨日2022年11月26日には、デビュー35周年を祝うアニバーサリー企画「小高恵美記念祭」が開催されました。
そうして来年2023年10月には、小高が主演する映画『HOSHI 35(ほしさんじゅうご)』の公開が決定したそうです。
平成の特撮映画をリスペクトする内容らしいですが、詳しいことはわかりません。製作費はクラウドファンディングで募るとのこと。
記念祭にしろ主演映画にしろ、完全に小高恵美ファンの側から出た企画ということなのでしょう。今は東宝所属ではないので、東宝はびた一文お金は出しますまい。
特撮が絡む映画のようですので、それなりにお金はかかる。果たしてどれだけのお金が集まりますやら。
特撮ファンは「忠誠心」が強い傾向がありますから、一度愛した作品、一度愛した役者は生涯愛し続ける。
平成ゴジラVSシリーズで、小高恵美さんに心ときめかせた特撮オタクは多いはず。きっとかなりの額が集まるであろうことを
信じたいですねえ。
三枝未希という役は、小高さんにとってとても大切な役です。
初めはゴジラを単純に「敵」と捉えていたのが、回を重ねるうちにゴジラの哀しみや怒りにシンパシーを感じてしまうという、キャラクターの成長があるし、キャラクターの成長があればその分、役者としても成長しなければならない、そういう難しさのある役でもあったし、
さらには、10代から20代、少女から大人へと、女性としての成長も如実に感じさせる役でもありました。
小高恵美の成長と、三枝未希の成長はイコールなんです。
それ故に、どこへいっても「ゴジラ!」「三枝未希!」といわれ続けたでしょう。あるいはそれが負担に思えた時期もあったかもしれない。
一時期消息不明だったのも、そのことと関係があるのかも、しれません。
でもたとえそうだったとしても、今は完全に吹っ切れているのでしょう。だからこそ、記念祭開催を素直に受け入れた。
こんな生涯に亘る当たり役を得られる役者はそんなにいません。特撮ではモロボシダン役の森次晃嗣さんや、本郷猛役の藤岡弘、さん。
そして、三枝未希役の小高恵美さんくらいだ。
他にもおられるかな…(笑)。まあとにかく
今ではそのことを、素直にありがたいと受け止めているのだと思います。
小高さんは今が女優として
1番楽しい時期なのではないかな?
たぶんね。
小高さん主演映画が成功することを。
東宝シンデレラグランプリから『竹取物語』「花のあすか組』について
スチール写真の背後に、何気に写っている相楽晴子さんが懐かしいです。
平成ゴジラを語る。

この子犬のような愛らしい顔立ちと、東宝女優らしい漂う気品に、落とされた特撮オタクは多いはず。
今こそ「恩返し」の時。
クラウドファンディング、頼むよ!