Corned Beef ( コーンビーフ)
https://www.reference.com/food/origin-corned-beef-cabbage-77480f907b803f3d にはアイリッシュの人たちが聖パトリックの祝日に、コーンビーフとキャベツを食べる歴史と理由が述べられています。コーンビーフがお祭りの中心の一つであることが伺えます。
http://www.novum.ie/en/news/happy-st.-patricks-day から
聖パトリックはシャムロック(正確にはアイルランド語の seamróg は、マメ科のクローバー、シロツメクサ、コメツブツメクサや、ウマゴヤシ、カタバミ科のミヤモカタバミなど葉が3枚に分かれている草を指しています。)を手にアイルランドで 『三位一体』 を説き、キリスト教を布教したので祝日にはこのようなシロツメクサを配した絵が描かれます。
聖パトリックの祝日(3/17)に間に合うように塩漬け肉を作る方法。
http://www.thekitchn.com/how-to-make-corned-beef-for-st-78650 から全文をそのまま引用させていただきました。
パトリックの祝日がやってきます。これを機会に自宅で牛肉を塩漬けにしようと思い至りました。時間はたっぷりとあります(この記事は3月10日に書かれたようです)ご一緒に始めませんか?
コーンビーフって何 ?
塩を擦り付けて、又は塩水の中に入れて肩バラ肉を塩漬けしたものです。この塩漬け肉は普通ボイルするか又は弱火長時間かけて煮て柔らかくします。ライブレッドでサンドしたルーベンサンドイッチ(Reuben sandwich )又は聖パトリックの祝日にアイルランドでは、ボイルしたキャベツ、ポテトと一緒に夕食に頂きます。
どうしてコーンドビーフっていうの ? どこにトウモロコシがあるのかしら ?
肉を保存する際に使う粒の大きな塩を指しています。(最初に提示したコーンビーフの材料の写真の中に大粒の塩が写っています)
塩漬け方法:
塩漬けにするのは簡単です。: ばら肉にスパイスと塩をこすりつけて冷蔵庫の中に長時間寝かせます。又は、スパイスと塩で塩水を作り肉を漬して冷蔵庫で保管します。今回は塩水を使う方法を選びました。塩とスパイスには:マスタード、シナモン、ナツメグ、ブラックペッパー を使います。
以下、貯蔵過程における肉の褪色(灰色に変わる)について述べられていますが削除しました。食紅及び硝酸カリウム等の使用説明だからです。このような化学薬品は数十年も前から発がん性の可能性があることが言われています。 ボツリヌス菌などの汚染を防ぐには、肉の汚染に気を配り、洗浄をしっかりとすれば問題のないことは明白です。又、塩を使って長期保存すればきれいな本来の肉色をしたコーンビーフができます。薬品を使って、手間を省いて問題を回避する方法はもうやめた方がいいと思っています。
肉:
小さくても1.8 kg の良質な牛肩バラ肉を使うようにほとんどのレシピには書かれていますが、私は1.35 kg の肉を選びました。
レシピ:
牛肉が手に入ったら次は塩水です。いよいよ塩水を作ります!このレシピは アルトン・ブラウンのコーンビーフレシピ( Alton Brown's corned beef recipe )とコーンビーフのモートン製品( Morton product : Morton Tender Quickはこの上の画像の左上にあり、アマゾンで購入可ですが、硝酸ナトリウム、亜硝酸塩が入っています )にあわせて私が調整したものです。
材料:
水 1.88 L
モートンテンダークイック 2 C
ブラウンシュガー 130g
シナモン 1 TBS
マスタードシード 1 ts
ブラックペッパー 2 ts
クローブ 1 ts
ジュニパーベリー 15
ジンジャー 1/2 ts
氷
牛肩バラ肉 1.35―2.25 kg
方法:
水の中に砂糖、スパイスを入れて弱火で加熱します。混ぜて煮溶かします。火から下して氷を加え、氷が解けたらフリーザーバッグの中に肉を入れて冷やした塩水を注ぎ入れます。封をして冷蔵庫に入れます。毎日揺らして肉が常に塩水に浸っているようにします。7―10日間するとできあがりです。( 亜硝酸塩を使うので加熱処理していません)
次回はアルトン・ブラウンとは一体誰なのか、そして彼のレシピのレシピとは一体どのようなものなのかご紹介しましょう。
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