平和の歌・核兵器絶滅へと戦った英雄の歌

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    旅するトラ(猫の名前)の話

2011年09月05日 | Weblog
 トラの話
 旅をするトラ、トラは飼われている猫の名前である。トラは人になつこい。そばによってくる。暇なときはうで等をなめている。仕事はない。猫だから当然である。餌は常に家に置いてある。故に、好きなときに食べられるようにしている。トラは最近、家を出て旅をする。2、3日たってから帰ってくる。家はわが家と当然のように振舞う。

 今日は若輩は、昼にパンとおにぎり、カップラーメンだった。トラは待ってましたとばかり、二やーと鳴いて、私にもと合図を送る。早速、パンをちぎってあげた、しかし、食べない。今度はおにぎりの米粒をあげた。これも、においをかいで食べない。今度はカップラーメンの麺をあげた。これは食べた。また二やーとなく、またあげた。また食べる。何回か続けた。食事して満足してお昼寝である。

 しかし、思うが、猫は仕事はない、ご飯も食べられる。しかし、大変であろう。食べてはねて、飽きたら、旅して、気楽なようだが大変であろう。たとえば、旅の途中、強い猫がいたら虐めだろう、ショバを荒らしたということでただではすまないだろう。トラは小型であるから、まずはやられてしまう。下手したらかたわである。トラを良く見ると、耳には傷が多数ある。これもボス猫にやられたのでは。人間と違って訴えることができない。仲間もいないから仕返しもできないだろう。

 また、大変と思うのは、勉強ができないから時刻もわからない。テレビもラジオもわからない。人間でよかった。人間は本も読めるし趣味もできる。愚者が本を読んでいるとトラは寝込んでいる。機嫌が良いときに二やーとないてよってくる。しかし、トラは、人間を教えてくれている。いかに人間が素晴らしいかを。仏教では、人間に生まれたことはすごい福運であると説かれる。