その2
課長 ぶるぶるブル。ここは安全ですか。放射能は大丈夫ですか。
家主 貴様、うぬー。そのマントは何じゃ。予防のためか。馬鹿にするな。しかし、君の気持ちもわかるよ。報道、すなわち、マスコミは、安全地域を確実に書いてもいただきたい。危険区域から近いことで安全を書かないのは困るよ。 ところで、君らは。
部下 紹介遅れました。実をいうと、都内の不動産業で、今度、こちらの地域に支店をだすプランがあるのです。よろしくお願いします。後ろは課長です。
家主 その後ろの課長、なんだ、まだ震えているのか。 人を信じられないのか。
課長 ぶるぶる、近寄らないでください。何しろ、被爆したら動けなくなってしまう。報道によると、被爆した人もいるという。ぶるぶるぶる。
家主 それは現場だよ、しかし、おかしな人だな。マントの重装備して戦争ではあるまいし。
3 不信
課長 君、怖くないのかね。被爆したらどうするの。
家主 危険区域は住めないが、ここはレベルが低い、安心して住めるよ。
課長 君、報道は信じるのかね。人を信じるかね。スポンサーがいるのだよ。スポンサーの機嫌をそねたら広告費がはいらない。
家主 まさか、よこまではやらんよ。一流の報道者が。まあ、君らは若いが、昔だったらあったよ。報道がお金や、権力で動いたのが。
課長 しかし、以前、無実の人を罪にしだて報道にした。その人が無実であったことが判明をした。しかし、その傷は癒せない影響がでた。
家主 今は時代が違うよ。記事を書くときには確認しているだろう。
課長 だろう。だろうは推測語だよね。推測というのは真実ではないよね・
家主 しかし、あなたは その格好は何なの。マントを頭からかぶって。人間不信から来るのだろう。人間を信じられないの。
課長 騙されては危険だよ。放射能は怖い、恐ろしい。
部下 課長、とにかく、その格好では仕事になりません。帰りましょう。
家主 しかし。一度、病院へいって相談したほうがよいのでは。人間には心の病気が8万4千あるという。現在社会、フリターや家に閉じこもる青年も少なくない。社会が不信感にあふれる。子供たちもそうだ。虐め問題、受験競争、勉強やれやれの一点では心も荒れる。
4 家主の独演
家主 課長も社会の競争から心も荒れたのだろう。子供の時も勉強ばかりであったのだろう。課長が人間不信になるのは無理もない。報道の真実の議論は抜きにして、今の時にマント、放射能が怖いからといってマント着るのは外れている。心の病だろう。
その昔、インドで、名高い腕の良い医者のところに、悪い膿がいっぱいできた王が来た。医者はそれでは死ぬだけである。黴菌が体に回ってしまう。医者の手では治療は不可能だ。ただし、一つの手がある。助かる手が一つある。そして、その一つの方法を選び、医者のいうことを聞き、仏に帰依し、8万4千の心の病を治し長生きしたとある。それとはちがうが、課長はゆっくり休んでは。 (課長と部下は帰っていった。)
家主 二人は帰へたか。しかし、純粋だ。今の世の中は情報が洪水のようにあふれている。故に、その情報にフンドウされやすいのが人間だ。人間の心は少しの事で変化しやすい。弱い人間は、自分の悪い噂でだめになる。貧弱なのである。強い人間にならねば、競争の人間社会に勝利するのだ。それには、太い神経になるのだ。山のようにどんとした人間に。
終了
編集記
放射能は誰しも怖い。故に家主の言い分は信用できるだろうか、報道に不信になるのは無理もない。課長がマント着るのも無理はない。普通はできない。しかし、なかには、心に柵をつくっているのでは? 心にマントきているのでは。故に、関係機関は、放射能レベルをわかりやすいように、安心できるように、危険なら危険と発表してもらいたい。そうすることによって、安心して旅行もできる。安心して食料も買えるのでは。
作者が福島にいってびっくりしたのが、地元の人はのびのびして明るかったこと。もう一つは、観光地に人が少なかったこと。報道の影響があるなと感じた。
課長 ぶるぶるブル。ここは安全ですか。放射能は大丈夫ですか。
家主 貴様、うぬー。そのマントは何じゃ。予防のためか。馬鹿にするな。しかし、君の気持ちもわかるよ。報道、すなわち、マスコミは、安全地域を確実に書いてもいただきたい。危険区域から近いことで安全を書かないのは困るよ。 ところで、君らは。
部下 紹介遅れました。実をいうと、都内の不動産業で、今度、こちらの地域に支店をだすプランがあるのです。よろしくお願いします。後ろは課長です。
家主 その後ろの課長、なんだ、まだ震えているのか。 人を信じられないのか。
課長 ぶるぶる、近寄らないでください。何しろ、被爆したら動けなくなってしまう。報道によると、被爆した人もいるという。ぶるぶるぶる。
家主 それは現場だよ、しかし、おかしな人だな。マントの重装備して戦争ではあるまいし。
3 不信
課長 君、怖くないのかね。被爆したらどうするの。
家主 危険区域は住めないが、ここはレベルが低い、安心して住めるよ。
課長 君、報道は信じるのかね。人を信じるかね。スポンサーがいるのだよ。スポンサーの機嫌をそねたら広告費がはいらない。
家主 まさか、よこまではやらんよ。一流の報道者が。まあ、君らは若いが、昔だったらあったよ。報道がお金や、権力で動いたのが。
課長 しかし、以前、無実の人を罪にしだて報道にした。その人が無実であったことが判明をした。しかし、その傷は癒せない影響がでた。
家主 今は時代が違うよ。記事を書くときには確認しているだろう。
課長 だろう。だろうは推測語だよね。推測というのは真実ではないよね・
家主 しかし、あなたは その格好は何なの。マントを頭からかぶって。人間不信から来るのだろう。人間を信じられないの。
課長 騙されては危険だよ。放射能は怖い、恐ろしい。
部下 課長、とにかく、その格好では仕事になりません。帰りましょう。
家主 しかし。一度、病院へいって相談したほうがよいのでは。人間には心の病気が8万4千あるという。現在社会、フリターや家に閉じこもる青年も少なくない。社会が不信感にあふれる。子供たちもそうだ。虐め問題、受験競争、勉強やれやれの一点では心も荒れる。
4 家主の独演
家主 課長も社会の競争から心も荒れたのだろう。子供の時も勉強ばかりであったのだろう。課長が人間不信になるのは無理もない。報道の真実の議論は抜きにして、今の時にマント、放射能が怖いからといってマント着るのは外れている。心の病だろう。
その昔、インドで、名高い腕の良い医者のところに、悪い膿がいっぱいできた王が来た。医者はそれでは死ぬだけである。黴菌が体に回ってしまう。医者の手では治療は不可能だ。ただし、一つの手がある。助かる手が一つある。そして、その一つの方法を選び、医者のいうことを聞き、仏に帰依し、8万4千の心の病を治し長生きしたとある。それとはちがうが、課長はゆっくり休んでは。 (課長と部下は帰っていった。)
家主 二人は帰へたか。しかし、純粋だ。今の世の中は情報が洪水のようにあふれている。故に、その情報にフンドウされやすいのが人間だ。人間の心は少しの事で変化しやすい。弱い人間は、自分の悪い噂でだめになる。貧弱なのである。強い人間にならねば、競争の人間社会に勝利するのだ。それには、太い神経になるのだ。山のようにどんとした人間に。
終了
編集記
放射能は誰しも怖い。故に家主の言い分は信用できるだろうか、報道に不信になるのは無理もない。課長がマント着るのも無理はない。普通はできない。しかし、なかには、心に柵をつくっているのでは? 心にマントきているのでは。故に、関係機関は、放射能レベルをわかりやすいように、安心できるように、危険なら危険と発表してもらいたい。そうすることによって、安心して旅行もできる。安心して食料も買えるのでは。
作者が福島にいってびっくりしたのが、地元の人はのびのびして明るかったこと。もう一つは、観光地に人が少なかったこと。報道の影響があるなと感じた。