平和の歌・核兵器絶滅へと戦った英雄の歌

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 続

2012年09月14日 | Weblog
連載小説      
        逃亡者
       
       8 悪銭、身に付かず
峰雄は小切手を受け取り屋敷をでた。そして、繁華街へ行ったのだった。 

峰雄 優子ちゃんいるか。
ママ まは、峰さん、どこへ行ってたの、さびしがっているわ。優子ちゃん。お客様よ。
優子 まあ、峰さん。久しぶり。奥へ行きましょう。
峰雄 優子ちゃん、お金なら何ぼでもあるよ。なんなら、ダイヤモンドでも買ってえあげるよ。
優子 まあ、ほんとに。そんな大金はどうしてはいったの。
峰雄 商売だよ。ハハハ。大当たりだ。ハハハハハ。
優子 今の住んでいるマンションは狭いの。都心に近くて広いところに住みたいの
峰雄 よしよし。いいところ見つけたら知らせろ。

しかし、峰雄は、また、悪事をやる気かな。女の欲望をかなえてやるには大金が必要だろう。しかし、男は女に弱いのか、それとも、欲望の固まりか。どっしにろ、悪で稼いだお金は残らないものだ。遊びで無くなってしまうのだろう。悪銭身に付かずである。
しかし、峰雄が騙した宗教に、真言、念仏、禅宗といったが、それは方便で末法では功徳がないのである。そのむかし、日本は神の国であった。しかし、仏教が日本に伝来した後、神派と仏教派の戦争があった。  
            次号へ続く