Opinion
世界は混乱の国も少なくない。ベネズエラでは国内乱で食料不足や政権抗議などで死亡者も出ている。中央アフリカは内紛で2017年5月まで48万人の難民者がでている。本年には、対立者の停戦合意したが、だが、直後、100人の死亡者が出ている。
法華経には人の生命はたくさんのお金でも買えられない尊い生命と説かれる。人間の心には様々な病気があり医者で治る病気もあれば治しがたい病気もある。阿闍世王は悪膿が多大に体中にでき、医者から死ぬと予告された。だが、名医に仏に帰依こそ治るといわれ完治し長生きした。国の紛争、内乱等は疑心、不安、不対話等から出てくるのである。故に、話し合いこそが紛争の解決ではないだろうか。末法の仏、日蓮大聖人は、人々の幸福、国の安穏のために活動された。平和、幸福は人々の願いである。平和を祈りたい。
Kibou 10月号