ブリコルールの日々

キャッチし、発信するアンテナ。ANTENNE アンテーヌ 芦屋・宝塚・三田よりのレアで@な情報発信基地より

切れない電球の秘密

2012-09-06 10:09:40 | ビューティ

芦屋のサロンを皮切りに、サロンの照明をLEDに替えていっています。

 

 

芦屋のサロン、オブリコルールでは、上のルイスポールセンのアンティチョークなんていう、機具的に無理なもの、蛍光灯などは除いて、ほぼ100%切り替えが終わっています。消費電力も抑えられ、6000時間も切れないで光を放ち続けてくれる。光に直進性が強く、やや暗くなるという欠点はあるものの、すばらしい技術。みなさんのお家でも、どんどん切り替わりつつあるのでは。


 

でも、切れない電球っていうのは、LEDの普及が始まる以前でも、十分に可能な技術であったそうです。進歩して性能が上がることとは別のラインで、壊れにくい、故障の少ない製品を造ることは、かなり以前から可能であったということです。つまり、大量生産、大量消費に支えられて産業の発達や繁栄が守られてきたというわけなんですね。

壊れるから、次を購入する。人間は、自らの欲望のために、自然を破壊し、資源を無駄にして、ゴミを排出、地球を汚し続けてきたということなんです。

全世界的にモノが普及し、「便利」を誰もが享受できる時代に入っています。携帯電話が、そのシュアを広げ、誰もが持つようになり、PCが一家に何台も繋がり、世界の情報が、瞬時に手に入るなんて時代を、30年ほど前、だれが想像し得たでしょう。クリーンで、安心、安全に、消費エネルギーを抑え、「ものや地球を大切にしていく」ということが、これからのテーマになっていることは火を見るより明らかです。

 

 

日本のお家芸である、こわれにくく、故障せず長持ちする高品質な製品作りに、今こそ立ち返ることが、大切だと思います。これこそが、中国や韓国や台湾に対抗する日本のとるべき最善手、方向性だと考えますが、いかがでしょう。

 

私の携わっています美容の世界でも、従来、ウエットの状態から、髪をパネルで引き出し、展開図を想定してカットする技法がほとんどでした。そのやり方では、髪を乾かし、水分がなくなる事で軽くなった毛が、別のところに動いて、持ちが悪く、モッコリ浮き上がったり、すぐにハネが出たりしてしまいます。


現在の最新技術では、乾いた状態から、毛が流れようとする、収まろうとする場所で、毛先にテーパリングを入れて、エフラージュ・カットするドライカットが主流になりつつあります。


サロン ANTENNEでは、かなり以前からドライカットに移行して、より持ちがよく精度の高いカットの技術を追求してきました。


その結果、ご来店の周期は伸び、延べ回数が減ることで収益は下がってしまいます。ですが、その方をより美しく、人生を彩り、より有意義にしていただけることこそ本望です。「似合った、すばらしいデザインを長く維持していただく」を合言葉に、社員全員で研究と研鑚を続けていきます。

 

 

 

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