キャロル・キング特集では、思わぬ反響をたくさんいただき、ありがとうございました。
てなわけで、今夜もなつかしの音楽から。
ビートルズが、アメリカに上陸・席巻した後、LAを中心に、空前のウエスト・コーストブームが巻き起こりました。そのころにちょうど大学生で毎日、暇をもて余しては喫茶店でウダウダしていたんですね。有線放送で、音楽がずっと流れていたんですが、1日中「ホテル・カリフォルニア」ばかりが流れていた時代がありました。5分強の曲が、一日中です。だれかが、リクエストしていたんでしょうね。ほとんどほかの曲はかからずに、イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」ばっかし。懐かしい時代。そして、いい時代でした。
もちろん、ホテル・カリフォルニアは、名曲中の名曲ですが、彼らの前のアルバムの1曲「呪われた夜」が、1番イーグルスらしいと思うんですね。”TAKE IT EASY”とか”デスペラート”なんて素晴らしい曲もありますが。間奏のエレキ・ギターのソロが、すごくかっこいい。一生懸命に、コピーしたことを思い出しますね。
↑ このYOU‐TUBEの映像が、夜のロスの街並みを映し出しています。こんな映像をみますと、先日の隕石落下の映像を思い出して、車載カメラをつけたくなっちゃいます。
実際に、初めてロスに行った時は、ほんとうに感動しました。想像していたほどキレイでもなかったけれど・・。ロスつながりで、そのころを思い出して映画を1本、わざわざTSUTAYAでレンタルして観ちゃいました。「ザ・ドライバー」です。観たのは3回目です。
http://youtu.be/cCGnxvyeZak 予告編
ロスでは、映画のロケ地を案内してくれたガイドのおじさんが、チャイニース・シアターやビバリー・ヒルズ、マドンナやマイケルの自宅なんかを案内してくれて、途中にロスの駅に。この駅で、たくさんの映画が撮られたんですよね。この「ザ・ドライバー」のクライマックス・シーンが撮影されたんだと、妙に興奮したことを覚えています。
主演は、ライアン・オニール。「ある愛の唄」で、アリ・マッグローと、悲しい恋に落ちるお坊ちゃまがピッタリのジャニーズ系なルックス。ところが、この映画では、プロフェッショナルで超クールな男を演じきっています。相手役は、イザベル・アジャーニ。彼女も、これ以上ないくらいにCOOLビューティです。この当時の彼女、演技は下手だけど。
ふたりとも、ニヒルでかっこいいんです。劇中に、主人公の名前が登場しません。それくらい、ハードボイルドな設定。カーチェイスのはしりで、LAの夜の街を疾走するシーンは、ほんとうに見もの。カマロを深紅のフォード・ピックアップトラックで追い回す。大排気量のアメ車が、キシむ悲鳴をあげてリアルにぶっ壊れます。
監督は、名匠ウォルター・ヒル。このあとに、「48時間」を撮るんですよね。このへんから、この監督も、ちょっとかわってしまう・・。このあたりは、長くなるのでまたの機会に。まだ、ご覧でない方は、ぜひカーチェイスの原点を、ご覧になってみてくださいね。
◆『ザ・ドライバー』(The Driver)
1978年のアメリカ映画。犯罪者を車に乗せて逃亡させる男と、それを追う刑事を描いたハードボイルド・カーアクション映画。ウォルター・ヒル監督。
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