以前、「紙文化の終焉」について書かせていただきました。
kindleやkoboやi-pad miniなんかのガジェットを使い、書籍は読みたいときにWEB上からクラウド化されたデータを引っ張り出して読む時代に、確実に移行しつつあります。
そうなると、小学生のランドセルなんかもなくなるでしょうね。学校に、ひとりに一台、キンドルなんかがあれば、15年間は一貫して、教科書はすべて賄えるでしょうから。登下校も、軽いから楽になりますね。
コンサートや映画のチケットなんていうのも、携帯電話に送られたIDやパスワードがあればOKになりつつあるし、電車の切符なんかも同様。イコカやスイカでスイスイ。技術の進歩はありがたいし、すごいことですが、喜んでばかりもいられないかも・・。
銀行業務、証券会社の株の売買、為替のやり取り、年末調整の事務処理など、PC、ネット上で処理できることを挙げていけば、快挙に暇がないほど。
この流れは、「技術の進歩」、「グローバル化」のふたつの流れによるみたい。技術の進歩については、前述のとおりですし、グローバル化については、人件費の安い場所に世界の工場が移動を繰り返したり、ネットを駆使することで仕事を外国の人に任せることができるという流れです。
今後、日本人の仕事として残り続けるのは、機械や外国人に代替されないもの。そのような意味では、機械にできないクリエイティブな仕事や、日本人の持つ細やかさ、おもてなしを必要とする仕事が該当しそう。こういう点からすると、美容の仕事は、本当にありがたいです。
このような背景もあってか、最近は、そうした「目に見えない価値」を重視する傾向が強まっているようですね。ただ、いくら自分の職種自体は存続しても、決して安心ではないようですが・・。
インターネットの普及により、どんな企業も簡単に外部のスペシャリストを探して、その人と手を組んで事業を行える時代。企業は今後、自社の社員にこだわらず、外部も含めて、そのつどベストな人材を、国内問わずに、探すようになります。たとえ会社にいても、自分のしている仕事が『誰かに取って代わられる』可能性が強まっていく。おそろしいことですね。
TPPの問題も、再度、国民一人一人が理解して、検証すべきであると強く感じます。
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