早春。快晴の日曜日、いつになく芦屋のルナホールは、熱かった。サクラが咲いたからだけではありませんよ。
先日も、お伝えしましたが、湯川カナさん、岡山亜里咲さんの「リベルタ学舎」説明会が2時から、401号室でおこなわれていたからです。会場にはすでにたくさんのご父兄と、子供たちがお見えになっていました。
石川憲彦先生のセミナー中
「個性豊かなこどもたちそれぞれを徹底的に信頼し、その潜在的な心身の可能性が最大限に開花するようあたたかく見守る」
学校と親の両方から離れ、こどもたちが主体となって過ごす時間。
自由学童のキーワードは、「信頼」。
こういったコンセプトの基に、学期制のワークショップとして、曜日別に合気道・アート・外国語・身体運用・古典などの5種の授業を開校されるそうです。オペラや、ダンス、能の授業まであるんです。すごいな。私が受講したいよ。
リベルタ学舎のワークショップには、3つの大きな特徴があるそうです。
1.身体を動かすこと。
2.学校では学ばない内容であること。
3.親も参加可能であること。
これらのテーマを踏まえつつ、選りすぐりのチューターが、子供たちに絶対の信頼をおきつつ、新たな可能性を開花させるお手伝いをするという内容です。詳細については、湯川カナさんが制作されたHPが明るいので、ぜひ、ご覧ください。
http://libertad-school.com/workshop/workshop-horario.html#horario
順風満帆の船出。カナさん、アーリン、おめでとうございます。内田家の底力はやっぱりすごいです。
◆以下は、HPからの抜粋です。
多田塾甲南合気会の門人は、日々、「それぞれがその潜在的な心身の可能性を最大限に開花させること」をテーマに、「正直・親切・愉快」をモットーとして、合気道の稽古に励んでいます。
それは、誰か他人と比較して表面的・一時的な優劣を競うより、もっと複雑で、もっと愉快な、心身の鍛錬です。
だからこそ、「個性豊かなこどもたちそれぞれを徹底的に信頼し、その潜在的な心身の可能性が最大限に開花するようあたたかく見守る」というリベルタ学舎のチューターをお願いしています。
笑顔と夢と未来がいっぱい詰まった、リベルタ学舎の自由学童。
そんな「こどもの夢のくに」を、笑顔で優しく力強く支えてくれるのが
リベルタ学舎のワークショップには、みっつの大きな特徴があります。
1.身体を動かすこと。
2.学校では学ばない内容であること。
3.親も参加可能であること。
リベルタ学舎では、学校のようにただじっと座って一方的に「教え」を受けるのではなく、身体を動かして「学ぶ」ワークショップのスタイルを採用しています。
いまは「脳を鍛える」「脳トレ」などが流行りですが、だからこそ、ヴァーチャルな世界ではなく、しっかりと身体を使う学びの機会を作りたいと考えました。
自分の身体は、思ってもみなかったほど、柔らかくも速くもなる。
自分の身体は、思ってもみなかったほど、素敵な楽器になる。
自分の身体は、思ってもみなかったほど、爆発的な芸術作品を生み出す。
伝統の所作を身につけた自分の身体は、思ってもみなかったほど、快い。
誰かと一緒だと、自分ひとりではできなかった、素晴らしい身体の動きができる……。
実はいつだって、「考え」の先を切り拓いてくれるのが、「身体」なんです。
私たちは生き物です。
身体の全部を使って、食べて、遊んで、眠って、生きています。
脳を含めたこの身体が、私たちの「乗り物」です。
私たちは、この先のことを、まったく知りません。
こどもたちはさらに、私たちよりも、ずっと先の未来を生きていきます。
そこでなにが起こるかなんて、誰にもわかりません。
そのとき、いちばんの味方となってくれるのが、自分の身体です。
自分の身体を信じられたら、どれほど朗らかでいられるでしょうか。
身体が動くこと、楽器になること、表現もできることを知っていたら、あるいはどういう所作をすれば自分の身体がとても快適なのかを知っていたら、未知の場所で、どれだけ安らぎと喜びを見いだせるでしょう。
自分の身体への信頼や愛情は、これから未来を歩むこどもたちへの、なによりの贈りものになると、私たちは考えます。
それに、なにより、身体を動かすというのは、単純に楽しいものです。
こどもたちは学校でじゅうぶん、「将来のために」と「いま」を我慢させられています。
せめて放課後スクールくらい、「いま、この瞬間」を、楽しくなくちゃ!
楽しければ、わざわざ我慢させて「教え」なくても、自ら「学ぶ」はずです。
身体が自ずと学ぶ。それが、リベルタ学舎のワークショップです。
リベルタ学舎のワークショップの内容は、学校教育を補完するようなものではありません。
それよりももっと射程が長く視野が広い、たとえばいまの「学校制度」や「社会制度」が変わっても自分を支えてくれる、そんな「学び」につながるものです。
人間は、ひとりで生きていくようにはできていないようです。
学校、社会、家庭、あらゆる場所で、他者と共同して生きていくような仕組みになっています。
逆に、「他者」とうまくコミュニケーションが取れるのなら、どんな場面でも、なんとかなるのかもしれません。
リベルタ学舎のワークショップは、この「他者とのコミュニケーション」をキーワードに、プログラムを組んでいます。
※イメージ
身体運用
↑
(未来)
↑
アート ←(内)←【他者】→(外)→ 外国語
↓
(過去)
↓
古典
外国語、古典。
「いまの私」からは、いったいそこで何が言われているか、わからないでしょう。
アート、武道。
「いまの私」からは、いったい何をしたいのかすら、きっとわからないはずです。
わかるのは、「いまの私にはわからない、広く豊かな世界があるらしい」ということだけ。
それを知りたい。そう思ったときに、自ずと、本来的な「学び」は立ち上がります。
ワークショップの講師には、いずれも「そのひとがプロとして生きる世界の豊かさ」を体現する方、そこに居るというそれだけでこどもたちに「なんだかわからないけど、とにかくすごく楽しそう!」と思わせてくださる方を、お招きしました。
リベルタ学舎のワークショップで伝えたいのは、「○○ができるようになった」というような、表面的なことではありません。
こどもたちに感じてほしいのは、自分もまたそれに魅了されて全身でそれを「生きて」いるプロフェッショナルが見ているもののさらに先、たとえば広々とした沃野や見上げる輝く月、世界の震えるような奥行きです。
リベルタ学舎のワークショップの、もうひとつの大きな特徴は、親も「こどもとして」参加可能という点です。
会社帰りに、夕食前に、ぜひスクールでお子さんと合流してください。
外国語も、古典も、親としてのアドバンテージは、おそらくほとんどないでしょう。
かえって、ふだん様々なコードに縛られている親よりも、こどもの方がうまくできることも多いかもしれません。
こどもと肩を並べて、こどもになって、プロのワークショップを体験してください。
スクールが終われば、誰もが最後に帰るのは、家です。
こどもと親が一緒に体験するワークショップを通じて、そこが、より朗らかな場所となることを、リベルタ学舎は願っています。
生活のベースである家庭の毎日の食卓で、お風呂で、それまでよりたくさんの笑いが生まれたり、お互いに垣間見た世界の豊かさや「ワクワク」をともに語り合えたり、十年後、二十年後に振り返ったとき分かち合える思い出が増えたり……。
それが、「こどもと親が『自由』を学ぶ」リベルタ学舎がお届けする、ワークショップです。
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