アントニオのサッカー食べ放題

鹿島サポのダンナのつぶやきを浦和サポの妻がつづるブログです。

【アントニオ】アトレティコ・ナシオナル×鹿島

2016年12月15日 | サッカー観戦
速報版に付け足します。
昨日は、鹿島らしいゲームだったと思います。
やはり、普段は、マスコミから常勝だの王者だのと言われていますが、根底にあるものは挑戦者でしょう。
挑戦者として勝つために全力を尽くしたからこそ、ジャイアントキリングを起こせたのだと思っています。

出場した選手たちが、自分の能力をフルに発揮していたのではないでしょうか。
攻撃も守備も、90分間、集中してプレーしていたと思います。

これで、他のJリーグのクラブのサポーターからも、少しは認めてもらえたかもしれませんね。
鹿島は、いつも嫌われ役ですから。

昨日のゲームの一番のポイントは、バーに当たって跳ね返ったボールを押し込まれそうになり、それを昌子がヘディングでクリアしたプレーかもしれません。
語弊があるかもしれませんが、格下にああいうプレーをされると、攻撃している方は段々と入らないような気持ちになって来ますよね。
いつもは、鹿島がその立場になっていますが、昨日は逆でした。

立ち上がりの低い弾道のシュートを、ソガが手に当てて外に出したプレーも大きかったですね。
あれは、シュートコースを切っているのに、切っている方向にシュートが来ました。
鹿島の選手たちが想定しているよりも、足の振りが速いので、コースが切れていなかったのでしょう。
一瞬逆を取られた感じに見えましたが、手に当たったということは、ソガはそういう想定もしていたのかもしれません。

さすがに、あれだけ集中して、アドレナリンが出ている状態だと、なかなか足が止まらないものなんですね。
連戦で疲れていたことは、間違いありませんから。

後半のアトレティコ・ナシオナルの時間帯をやり過ごしてからは、お互い足が止まり始めました。
あの時間帯を乗り切ったのが、勝ちにつながったんでしょう。

昨日の勝ちは、鹿島にとって、大きな財産になりました。
クラブワールドカップの決勝ですから、世界中のサッカーファンが目にすることになります。
LIXILさんを始め、スポンサーさんたちにとっては、ものすごい広告効果になります。
そういう意味では、レアル・マドリードに勝ち上がって欲しいのですが、勝負だけを考えると、クラブ・アメリカとの対戦を望みます。

クラブにとってだけではなくて、出場した選手たちにとっても、今後のサッカー人生を考えると、貴重な経験になったはずです。
次の決勝への出場もそうですね。

そして、石井にとっても、今後の監督業を考えると、貴重な経歴になります。
チャンピオンシップから昨日まで結果を出しているんですから、実力を認めるしかありません。
今季の途中であんなことがあったので、監督しては最低の評価をしていましたが、石井本人の中で何かが変わったのかもしれませんね。

モウリーニョは、ポルトでチャンピオンズリーグに優勝して、一気に世界の名将になりました。
世界的に見ればこの大会は、そこまでの位置にはありませんが、少なくとも日本では最高ランクの大会です。
ここで優勝するようなことがあれば、日本の指導者の中ではトップランクに位置付けられるでしょう。

鹿島は、チャンピオンシップからここまで、失うものは何もないという開き直った気持ちで戦って来ました。
あと1ゲーム、それを貫いて欲しいです。

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【アントニオ】アトレティコ・ナシオナル×鹿島(速報版)

2016年12月15日 | サッカー観戦
勝ちました!
アジア勢初の決勝進出です。
トーナメントに強い鹿島らしさが出たゲームでした。

まずは、ありがとうVARですね。
FIFAとしても、初めて導入したシステムでしたから、使うシーンを探していたはずです。

録画を見ると明らかに足がかかっていますし、あのPKの判定は仕方ありません。
鹿島サポーターは、いつも判定に泣かされていると思っているでしょうが、「禍福は糾える縄の如し」です。

ファインセーブを連発したソガ、高さで負けなかった植田、基本に忠実にゴールに戻ってくれた昌子、粘り強く守ってくれた両SB、DF陣が頑張りました。
このゲームでPKを蹴ってくれた土居、日本人でもああいうプレーが出来ることを示した遠藤、強い気持ちを持った鈴木、すべて素晴らしい得点でした。

石井の動きも、早かったです。
これは、成長を認めざるを得ませんね。
「ポジションが人を育てる」のでしょう。

結果的に、ゲーム展開からすれば、金崎と永木を控えに回したのは好判断でした。
強いて挙げれば、前半から一人だけ戦えず、後半は全く存在感がなく、一番早く動けなくなった中村を、早く交替させて欲しかったです。
あそこからやられなくて、何よりでした。

決勝に向けて、クラブ・アメリカに頑張ってもらいたいところですが、レアル・マドリードが相手ならそれはそれで楽しみです。
ここまで来て負けて準優勝では、歴史には残りません。
とにかく、次ですよ。

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