【アントニオ】横浜FC×鹿島

速報版に、付け足します。

それにしても、相馬になって、見事にサッカーが変わりました。
守備は、DFラインが高くなっているだけではなく、ポジションを外れた後のカバーが出来るようになりました。

常本が防いだシーンは、犬飼が上がったことで出来たスペースを埋めに行った町田がかわされましたが、そこを常本がカバーしました。
複数の選手で、連続してカバー出来るようになったことが分かるシーンでした。
抜かれた時にゴールに戻るのは基本中の基本ですが、今まで、その基本も忘れられていました。

それと、集中力が上がったことで、反応が速くなり、臨機応変に事態に対応出来るようになりました。
ラインが高い分、サイドの選手が戻って守備をし易くなりました。

攻撃も、ボールが回るようになりました。
このゲームでは、染野のポストプレーが効いていたこともありますが、前を向いてプレーするシーンが増えました。

1年以上、何を目指して頑張っていたんでしょうか…。
前後分断のサッカーで、攻守の切り替えがうまく行っていなかったのでしょう。
そのくせ、無理に速く攻撃に移るから、余計にショートカウンターをくらってしまっていたのだと思います。

今さら、ザーゴを責めても仕方ありませんが、昨季、7月にJ1リーグ戦が再開してすぐに、これはダメだと思いました。
勝てなかっただけではなく、この記事にある通り、自信を持って指導していないことが分かったからです。
そのザーゴが続投したこともあって、今季にかけて色々な選手が移籍してしまいましたが、今から思えば、よくこれだけの選手たちが残ってくれたものです。

今は、メンバーを入れ替えられるなら、連戦してなるべく多くのゲームをこなす方が、改善に向けた近道となるかもしれません。
いずれ、負けることもあるでしょうが、例え、負けゲームでも、後ろ向きのプレーだけはしないでもらいたいです。

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