川柳 ~日々新た~

「川柳で世の中小さく折りたたみ」
日々の喜怒哀楽を川柳に託して綴っています。

2/20(月) 故郷も リニアの大穴 貫かれ・悍ましく 戦前という 近未来・ ジムの日は酒も解禁大手振り

2023-02-20 | 川柳

 

今日の川柳

 

故郷もリニアの大穴貫かれ

ふるさともりにあのおおあなつらぬかれ

 

 

東京大田区も大深度リニア掘削工事が始まる。

 

 

悍ましく戦前という近未来

おぞましくせんぜんというきんみらい

 

今は戦前ではないかとの論を耳にする。

とんでもないことだ。

老爺の切なる願い。

 

 

ジムの日は酒も解禁大手振り

じむのひはさけもかいきんおおてふり

 

ジムに行った日はアルコールOKと、勝手に自分で決めている。

やはり体を動かした日は気分も爽快、呑みたくもなる。

一方、デレデレした日はそれほど酒も旨くない、

それならいっそのこと止めてしまえとなった次第。

今年から飲酒は週三回(月・水・金)にした、いやしている。

これも、【のんあるハイボール:サントリー】のお陰。

 

一月投稿句

ログ記事一覧 青葉太郎 ・Viva! 川柳

 

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ヨーロッパ青春ドライブ紀行 

1972年7月30日(月)~8月27日(土)

8月17日(木) サンモリッツ→グリンデルワルド 

昨晩は宿で快眠

あいにく今日は小雨。 

今日の目的地は、憧れのグリンデルヴァルド。

アイガー、ユングフラウ、ヴェッターホルンを眺められる景勝地。

昨日に続いて道幅が狭い山岳道路が続く。

おまけに霧がかかっていて、視界は10数m。

前を行く車のテールランプを頼りにゆっくりと進む。

道は登ったり降りたり。 

スイスの山々は、ドロミテ山群と異なり、主に結晶片岩、片麻岩からなり、

山容も日本アルプスと規模こそ違えよく似ている。

親しみのある山容である。 

道は、すれ違いがやっというほどの狭さ、神経を使う。 

途中二度ほど、ヤギの群れに出会い、立ち往生。

子ヤギが窓に足をかけ車内を覗きこんだ。愉快。 

 街道の途中、間近にローヌ氷河に出会うところで、見学。

氷河をトンネル状にくりぬいて氷河の中に足を入れることができる。

中は青味がかった色彩で、幻想的な雰囲気。

氷体はモレーンや岩片など意外少なく、氷からのみ。 

インターラーケン、午後5時着。

大きな二つの湖に囲まれている町だ。

グリンデルヴァルドまで数十分のところだが、宿はどこも満員のようす。

町の下でキャンプすることにした。

食事は、ワイン、卵焼き、ご飯、みそ汁、その他。

気温が低いのに閉口するが食事をしたせいで体が暖まる。 

夕刻、西の空が夕焼けになり、アイガー北壁、ベッターホルンがほんの少し顔を出した。

明日は晴れるように! 

ブリュッセルをスタートして今日で15日、走行距離は3200kになった。

ハイウエイ、一般道、山岳路、街中の小道、変化に富んだ行程であった。

宿もユースホステル、ホテル、Penssion, Zimmer、キャンプとこれまたいろいろなところに泊まった。

それぞれによいところがあり、ヨーロッパの自動車旅行は快適の一語に尽きる。 

道・施設・宿泊・食事いずれも車で旅する者を迎えるかのように整っている。

今日は街道の途中で、今回の1972日本YH協会主催のヨーロッパを巡る旅行で、

バス(1台)で各地を回っているグループに出会う。

窓から手を振ってくれた。

うれしかったな。

やはり同胞、街中で会うとヤーと互いに手を上げる。

~続く~

 

コメント (2)
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