今日の川柳
サクラ咲け願い届けよ梅の花
さくらさけねがいとどけようめのはな
孫たちは進級・進学の季節
便りは寄せては返し、翻弄されるまま。
☆
子育ては己を育てることと知り
こそだてはおのれをそだてることとしり
この歳になって分かること。
☆
願わくばわが街からもノーベル賞
ねがわくばわがまちからものーべるしょう
期待したいですね。
参考
「ペロブスカイト太陽電池が拓くエネルギー 地産地消の社会」
ペロブスカイト太陽電池 (2023.2.11 横浜市)
フィルムに塗布したペロブスカイト太陽電池。室内でも発電する。
これまでペロブスカイトは圧電材料などに広く利用されてきました。
これを太陽電池に使うことを桐蔭横浜大学教授の宮坂力氏のグループが考案した。
電解液を含む色素増感太陽電池に組み込み光から電力に変換することに成功。
変換効率は3%台で、当初はあまり注目されなかった。
その数年後、オックスフォード大学と産総研の共同研究で固体型太陽電池の開発に成功し
効率10%以上を達成したことで世界の話題になっている。
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ヨーロッパ青春ドライブ紀行
1972年7月30日(月)~8月27日(土)
8月24日(木) Dijon → パリ
Dijon発10時。
今日はいよいよパリ入り、ドライブ最後の日となる。気を付けていこう。
午後2時、パリ市内に入る。
さすがに大都会、3週間近くドライブしてきたが、これほど車の多い都市はなかった。
セーヌ河を渡り、コンコルド広場経由、シャンゼリゼ(仏語のつづり Les Champs-Élysées は、シャンゼリゼとはとても読めない)通りへ出る。
コンコルド広場の交差点には信号がなくぐるっと回りながら徐々に車線を替えながら左折していく。こんな緊張は初めて。
日航のパリ支店を見つけ出し、ホテルの紹介を依頼したら、最低で80~90F。
値段を聞いて余りにも高いのでびっくりした。
しかも幸か不幸か、どこも満員とのこと。結局、自分たちで探すことにした。
レンタカーをハーツのパリ営業所で返却。
歩いてシャンゼリゼ通りの裏道へ。
ホテルの看板を探してキョロキョロする。
幸いにもすぐ見つかった。
フランスのホテルは星の数でランク付けされているが我々の泊まるのは、せいぜい星二つまで。
見つかったホテル(?)は市内の真っ只中、5階建てのピルの最上階にあった。
よく観れば屋根裏を利用した部屋だ。
ベッドはダブルで二人部屋。
朝食付きで一人27F(27×60円で1620円)の破格の格安ホテル。
中年の経営者の態度も明るくなにかと面倒をみてくれる、よい雰囲気。
部屋は狭いが、集合日までの三日間、ここにお世話になることにする。
~続く~