川柳 ~日々新た~

「川柳で世の中小さく折りたたみ」
日々の喜怒哀楽を川柳に託して綴っています。

2/24(金) 水濁り三太も嘆く道志村・カンガルー抱っこのイクメン眩しすぎ・朝昼は易し難儀の夕餉かな

2023-02-24 | 川柳

 

今日の川柳

 

水濁り三太も嘆く道志村

みずにごりさんたもなげくどうしむら

 

1950年~1951 NHK連続ドラマ「三太物語」の舞台:山梨県道志村

夕方近くまで夢中で遊んでいた悪ガキたちは、放送時間になると遊び場から誰もいなくなる人気ラジオ番組。

三太が教室の教卓の引き出しの中に

青大将を忍ばせて花荻先生をびっくりさせる場面を今でもよく覚えている

その村の村長選挙を巡る今回の事件。

山紫水明のイメージを壊さないでほしい。

 

資料(事件の概要)

 2021年7月の山梨県道志村長選.

住んでいる実態がないのに村に転入届を出して投票したとして、

県警は21日、長田富也村長(80)の親族ら6人を

公職選挙法違反(詐偽投票、詐偽登録)と

電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで書類送検した。

捜査関係者への取材でわかった。

 

【三太物語 あらすじ】

相模湖の畔にある三太の村の小学校、美しい花萩先生が新任して来た。

三太はすっかり先生が気に入って帰宅すると、愛犬のアカがいない。

調べてみると肉屋組合長強羅さんにやられたと解る。

折から学校で開かれていた花萩先生の歓迎会の肉がアカだと思い込んだ三太は、会場へ飛込んで皆を驚かせた。

そこへアカがやって来て事件は落着。

ある朝三太の父と音さんが、二人の家に棲んでいる青大将の太さを競おうとした。

三太の家の青大将が鶏小屋の卵をみんな呑んでしまったので、三太の父はすっかり怒り三太に青大将を捨てて来いと命じた。

三太は、その道々、青大将から卵を吐き出させてそれを呑み、町の角力大会に優勝した。

やがて運動会がやって来るが、その日は花萩先生とダムの若い技師との結婚の日でもあるのだ。(ネットより引用)

 

 

カンガルー抱っこのイクメン眩しすぎ

かんがるーだっこのいくめんまぶしすぎ

 

 

一度やってみたいのだが・・・。

 

 

朝昼は易し難儀の夕餉かな

あさひるはやすしなんぎはぐうげかな

 

朝と昼の食事は一人でもなんとかなります。

手間暇かかる夕食づくり、感謝!

 

一月投稿句

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ヨーロッパ青春ドライブ紀行 

1972年7月30日(月)~8月27日(土)

8月21日(月)   シャモニー→ツエルマット 

順調な旅足で、セント・ニコラスに到着。

駅前にある巨大な駐車場に車を入れる。

ここから先、ツエルマットへは車は使えず、電車を使うことが決まりである。

ツエルマットが間近になった時、窓の外にマッターホルンが見え始める。

写真では何度も見てきたが、実物を目の当たりにすると感無量になる。 

 ツエルマットは谷あいにある小さな街だが、

車は電気自動車以外なく、交通はもっぱら徒歩か、馬車を使う。

街中にはホテルが林立しているが高さ制限があるようでいずれも5階建て。

建物のデザインにはあまり個性はない。これも壁の色や屋根等規制されているためか。 

街から見えるマッターホルンは、南面と東面が見え、その稜線が真正面が見える。

南面はカンナで削ったようにツルツル、雪の付きはない。

上部にいくに従って斜面の傾きは大きくなり、最上部付近はオーバーハング気味である。

東面は南面に比して雪の付きがよい。 

 ツエルマットから眺めるマッターホルンの姿は、

人の顔と同じく、真正面より斜め横からの姿が眺められ大変美しい。 

宿は一杯でかつ高い。

幸い保育園らしき建物を活用したZimmer を見つけた。一泊、10F。 

荷を解いて、早速登山電車でゴルナーグラートへ。往復30F。

約30分でゴルナーグラートの展望台に着く。

アプト式の登山電車でかなりの勾配をゆっくりと上っていく。

はるか下にツエルマットの街が箱庭のように見える。 

登るにつれ視界はひろがり、マッターホルン、モンテローザ、ドーム、その他の雪を抱いた高山が見渡せるようになる。

絶景だ。

終点はゴルナーグラート、標高はなんと3200m。

到着時刻が午後3時近かかったので、マッターホルンは逆光の中にあり、空に溶け込んでいるよう。

モンテローザが午後の光を受け、堂々たる山容を誇っている。

モンテローザの左斜面には大きな氷河、ゴルナー氷河がモレーンをいく筋も保ちながら流れ下っている。

スゴイ!スゴイ! 

この地での展望は文字通り360度の大パロラマで、いつまで見ていても飽きない。

幸い午後遅い光を受け、山々に陰影がで壮大、迫力満点、圧巻である。 

熱気球、ジェット機が時折、余興のように目前を横切っていく。 

街へ降りる登山電車の最終時刻は午後7時。

ぎりぎりまで粘ってこの地でゆっくりと過ごすことにする。

持ってきたカメラの標準レンズ(55m/m)は用をなさなかった。 

西に陽が沈みかける寸前で午後7時。

野生のカモシカが目の前にやってくる。 

名残を惜しみながら

黒いシルエットになりつつあるマッターホルンを左手に仰ぎ見ながら、電車に乗る。 

ツエルマットの街で遅い夕食をとり、宿に戻る。午後10時就寝。 

手続きの誤りで、ベッドは二つしかとれず、一つのベッドに二人で寝ることになった。

そのせいか少し睡眠不足になった。

~続く~

 

 

コメント (1)
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