ピオーネおばちゃんのつぶやき

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カウントダウン

2011-09-28 | 雑記

今日 水曜日は母が病院で抗がん剤点滴治療を受ける日。

母はタクシーに乗り一人で病院へ。 そして、おばちゃんはJRを利用して病院へ行ってます。

いつもの様に出掛ける準備をしていると兄からメール。

内容は、昨日姪が母の所を訪れたところ左足がパンパンに腫れあがってるとの報告があったので

病院へ行った際、主治医に何が原因なのか聞いて欲しいとのことでした。


病院へ着いた時、母はまだ点滴中でした。

その点滴が終了するまでの時間を利用して おばちゃんは主治医に聞きに行きました。

まだまだ待っていらっしゃる患者さんが沢山いらっしゃいましたが、先生は快く会って下さいました。

先生にはストレートに質問してみました。

『 先生 あの足の腫れは抗がん剤の副作用でしょうか? 』  って。


先生も包み隠さず本当の事を言って下さいました。

『 ・・・・・・・・・・・ 』 もう 頭の中真っ白です。


『 残念だけど もう親孝行する時間はないよ 』 『 1年・2年という単位の余命ではないよ』 って。

覚悟はしていましたが こんなに早くその時がくるなんて。。。。。。。


先生 おっしゃいました。『 今 既に入院した方がよい状態だけど、入院したらもう家には帰れないよ 』 と。

頑張って通った方が本人のためにも良いとおっしゃいました。




いつも母のお世話をしてくださる看護士さんが、とても歩ける状態ではないし

痛みがあるようなら先生に話をして痛み止めを貰ったほうが良いけど、

出来ることなら入院した方が良いのでは?? って言って下さいました。

一週間ぶりに会う母は、この1週間でかなり衰弱していたし 左足はパンパンに腫れあがっていました。

ベッドに横たわってる母にどうしたいのか聞いてみました。

母は、出来ることなら入院したいと。



入院=最期  どうしたら良いのだろう。 でも、母の希望も聞いてやらねば。

もう一度主治医の所に行き 母の希望を言ってみました。

先生も母の気持ちも分って下さり、明日 母は再入院する事になりました。


入院。 それは母との別れのカウントダウンの始まりです。

母は、足の腫れをとる為だけの入院と思っていて、腫れが取れたらまた元気になって退院出来ると思っています。

しかし、そうではないのです。

抗癌剤治療をしていたにも関わらず癌は再発し、6月の時点で肝臓・肺に転移していました。

そして腸や胃の辺りにも転移しているようなのです。

食欲もなく 歩行もままならず、身体のあちこちに痛みが出始めています。

そう それは3年前に亡くなった父の最期の時と同じなのです。

父はこの様な症状から2ヵ月後に亡くなりました。

母との別れのカウントダウン。出来ることならリセットしたい。

そう思う 今夜のおばちゃんです。
コメント
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