2006年、最初の本の紹介は、川端裕人さんのデビュー作品です~
主な登場人物は、6人。火星に憧れを抱くぼく(高野)~新聞記者。商社マンの北見~体育会系で、みんなのまとめ役。日高~「教授」と呼ばれる。ロケット製造の設計を受け持つ頭脳派。清水~職人肌で、ロケット製作は、彼の腕に託される。氷川~容姿端麗なミュージシャンで、スポンサーでもある。純子~高野の同僚で新聞記者。
過激派のミサイル爆発事件をきっかけに、高野は、高校時代の天文部ロケット班の仲間と再会する。そこから、物語は、孤島を舞台に「ロケットを作って、宇宙をめざす」という夢に向かって進んでいく。「火星に行きたい」という彼らの夢は、叶うのか。過激派とのつながりを追う警察の捜査が及ぶ前に、ロケットは完成するのか。
サントリーミステリー大賞優秀作品賞を受賞した作品~ということですが、ミステリーというよりは、青春小説かな。
登場人物のひとりひとりが良いです。読んでいる間ずっと、彼らと島の風景が心に浮かんできて、映画を観ているようでした。
これが、デビュー作品なの?~と唸ってしまいました。
おもしろいです!
385ページを読み終えるころには、火星へのアプローチを共有したくなるかも。
★★★★☆
主な登場人物は、6人。火星に憧れを抱くぼく(高野)~新聞記者。商社マンの北見~体育会系で、みんなのまとめ役。日高~「教授」と呼ばれる。ロケット製造の設計を受け持つ頭脳派。清水~職人肌で、ロケット製作は、彼の腕に託される。氷川~容姿端麗なミュージシャンで、スポンサーでもある。純子~高野の同僚で新聞記者。
過激派のミサイル爆発事件をきっかけに、高野は、高校時代の天文部ロケット班の仲間と再会する。そこから、物語は、孤島を舞台に「ロケットを作って、宇宙をめざす」という夢に向かって進んでいく。「火星に行きたい」という彼らの夢は、叶うのか。過激派とのつながりを追う警察の捜査が及ぶ前に、ロケットは完成するのか。
サントリーミステリー大賞優秀作品賞を受賞した作品~ということですが、ミステリーというよりは、青春小説かな。
登場人物のひとりひとりが良いです。読んでいる間ずっと、彼らと島の風景が心に浮かんできて、映画を観ているようでした。
これが、デビュー作品なの?~と唸ってしまいました。
おもしろいです!
385ページを読み終えるころには、火星へのアプローチを共有したくなるかも。
★★★★☆