初の島本理生作品~
評判が良くて、表紙がきれいで、気になっていた作品を借りてきました。
大学生の泉は、高校時代に演劇部に所属していた。現在の母校の演劇部の部員は、たった3人。ある日「彼らと芝居を作って欲しい」と顧問の葉山先生から電話があり、同級生の黒川・志緒とともに助っ人となる。そして、心の奥にしまった人~葉山と再会する。
葉山と泉の関係は、親密ではあるけれど、それ以上ではなかった。お互いに強い想いを抱きながらも、葉山が抱える過去に阻まれ、進めないままだった。
黒川の友人の小野君と付き合っても、泉の心から葉山が消えることはなかった。
二人の想いは、ある事件がきっかけとなり、ほんの一瞬、重なることができる。
そして、再び、別離れていく。
~好きなのに、好きと言えない。
気づいているのに、押えてしまう。
想いを抱えたまま、別離れていく二人。
24/7(24時間&7日間)、相手を想うタイプの私には、なんとももどかしい小説でした。でも、このもどかしさは、懐かしくもありました。読んでいる間、柴門ふみの「あすなろ白書」や「同級生」「PS.元気です俊平」を思い出していました。
もどかしさは、せつなさにつながってるんだね。
島本理生作品、もっと読んでみたいと思いました。
★★★☆☆
評判が良くて、表紙がきれいで、気になっていた作品を借りてきました。
大学生の泉は、高校時代に演劇部に所属していた。現在の母校の演劇部の部員は、たった3人。ある日「彼らと芝居を作って欲しい」と顧問の葉山先生から電話があり、同級生の黒川・志緒とともに助っ人となる。そして、心の奥にしまった人~葉山と再会する。
葉山と泉の関係は、親密ではあるけれど、それ以上ではなかった。お互いに強い想いを抱きながらも、葉山が抱える過去に阻まれ、進めないままだった。
黒川の友人の小野君と付き合っても、泉の心から葉山が消えることはなかった。
二人の想いは、ある事件がきっかけとなり、ほんの一瞬、重なることができる。
そして、再び、別離れていく。
~好きなのに、好きと言えない。
気づいているのに、押えてしまう。
想いを抱えたまま、別離れていく二人。
24/7(24時間&7日間)、相手を想うタイプの私には、なんとももどかしい小説でした。でも、このもどかしさは、懐かしくもありました。読んでいる間、柴門ふみの「あすなろ白書」や「同級生」「PS.元気です俊平」を思い出していました。
もどかしさは、せつなさにつながってるんだね。
島本理生作品、もっと読んでみたいと思いました。
★★★☆☆