11月15日(月)オスモ「ドイツの家」のモデルハウスを訪れました。
今年の夏は大変な暑さで、六年前設計を依頼され完成した建物の施主「J さん」から、暑さ対策の相談がありました。
「南東に面した窓に外付けブラインドがどうか?」と、ブラインドを見に一緒に行きました。オスモの山崎さんが待っていてくれて、屋外設置型可変ブラインド「ヴァレーマ」の商品説明を受け、見積もりを依頼しました。
ヴァレーマは外壁に取付るので、現状の窓のまま、 遮熱性能を大幅に増加させ、また、ブラインドの昇降やスラット(羽部分)の角度調整は室内から行え、スイッチまたは室内のクランクを操作するだけで、夏には日差しを遮り、 冬には日差しを取り入れるなど、日差しを自由にコントロール可能な商品です。
http://www.edel-warema.jp/index.html
帰りには、今回で5回目になりますが、近くにある「箱木千年家」に行きました。
何度行っても、ほっこりした良い建物です。一緒に縁側で記念撮影。
その後、時間があったので、丹波篠山方面まで車で走り、「立杭(たちくい)陶(すえ)の郷」を訪れました。
伝産会館(丹波立杭焼伝統産業会館)では、壷・鉢・徳利など鎌倉時代から江戸時代までに生み出された「古丹波」の名品の数々と、現代作家50余人による、伝統技法にさらに製法に改良が加えられた力作が展示されていました。緑青色の自然釉の美しさや赤土部釉・白釉壷など他に類を見ない独特の魅力、又特色ある徳利の数々をゆっくり鑑賞する事ができました。
丹波焼は、瀬戸、常滑(とこなめ)、信楽(しがらき)、備前、越前とともに日本六古窯の一つに数えられ、その発祥は平安時代末期から鎌倉時代のはじめといわれています。桃山時代までは「穴窯」が使用されていましたが、慶長16年(1611)ごろ朝鮮式半地上の「登り窯」が導入され、同時期に取り入れられた蹴りロクロ(日本では珍しい立杭独特の左回転ロクロ)とともに、伝統技術を今日に受け継いでいます。
「ドイツの家」も良かったですが、秋の紅葉した山々を見ながら古き日本の文化に触れる事ができ最高の一日でした。
どちらがメインかな?
良い機会を与えていただいた「J さん」ご夫妻に感謝です。ありがとうございました。
J 邸についてはこちら http://www.arai-ksj.info/j%20tei.htm
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