連休中は人混みを避けて近場で楽しみました。
5日、日曜日、堺に行きました。まずは国の重要文化財「山口家住宅」へ。いままで知らなかったですが、平成21年から「堺市立町家歴史館 山口家住宅」として公開しているとのことです。
山口家住宅の主屋(おもや)は、慶長20年(1615)の大坂夏の陣の戦火により市街地が全焼した直後に建てられた、国内でも現存する数少ない江戸時代初期の町家のひとつとして重要文化財に指定されています。中にはいると観光ボランティアさんが居られ詳しく説明していただきました。
土間には、梁(はり)と束・貫で構成する和小屋が組まれ、壮大な空間を作っています。圧巻です。
かまど・流し・水屋の食器など伝統的な堺の町家暮らしをも感じることが出来きました。
こどもの日、堺の伝統産業である端午の節句飾りが飾られていました。手描きの「鯉のぼり」です。
利休さんと与謝野晶子さんのお人形が仲良く並んでいます。
堺の宿院、千利休の屋敷跡の南にある元禄8(1695)年創業の老舗そば店「ちく満」で昼食。待った甲斐がありました。おいしく頂きました。
浅香山浄水場「ツツジの通り抜け」へ。
「緑道のつつじ」が満開です。浄水場の樹齢70年を越えるつつじ約500本と、新しく植えられたつつじ約2000本が約600メートルにわたって楽しめます。
3時にかん袋に向かいます。「ちく満」でもそうだったですが、ここでも行列が出来ています。かん袋は、鎌倉時代末期、元徳元年(1329年)に和泉屋徳兵衛が和泉屋という商号で御餅司の店を開いたのが始まりです。「氷くるみ餅」をいただきました。
最後に「堺刃物ミュージアム」で堺の匠の技を見て帰りました。楽しい一日でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます