Already 三丁目は夕日

徒然なるままの些細なブログ

悪いのは。。。

2012-08-24 19:43:47 | 日記
ロンドンオリンピックが終り、熱い戦い引き継いだ甲子園も終った。
オリンピックは平和と民族の祭典であるが、サッカーの準決勝は後味が悪いこととなった。「政治をオリンピックに持ち込まない。」とはいうものの、モスクワオリンピック不参加等、政治とは切り離せない部分を忘れてしまっているような気がする。
事実、民族の祭典であるから、国家という単位に依存する部分は大きくなってきているはず。サッカーの銅メダル問題の裁定はどうなるのか興味深い。
はじめに日本サッカー協会に謝罪するより、オリンピック委員会、FIFAに謝罪するのがスジだと思うのだが。

民族というコトバは地域というコトバと結びつきが強い。甲子園大会は、地域対抗の意味合いが強いまま現在に至っているが、私立高校の生徒確保の材料になっている部分は隠されたままであるような気がする。
「特待生」の在り方云々が一時話題になったが、曖昧なままであり、ある県にいたってはベンチ入りしているメンバーに地元出身者が2,3名という高校もある。影では「第二××代表だから、ベストフォーはあたりまえだろ。」とかの声もある。
勝てば陰口をたたかれ、負ければ負けたで「ざまぁみろ!」って笑われる。
マジメなプレーをした選手たちは決して悪くない。本当はそのマジメさを利用して、「教育」という名を借りた学校経営しか出来ない腹黒いオトナたちが悪い。
そもそも、高体連のほかに「コウヤレン」という組織の存在自体が不思議でならない。
いつの間にやら「アスリート・アラガンス:運動選手の放漫」を「スポーツマン・シップ」に塗り替えた荒業でこの意識は日本中に蔓延してしまった。
事実上のある地区の第一代表と第二代表の決勝戦を人々はどんな思いで観ていたのだろうか。ただの勝負事で済ませてしまったのだろうか。
いずれにしても、彼らの熱くも苦しい「夏」が終ったことは確かなのである。
コメント
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