昨年の今頃を思いだすと、ショートステイからの一時帰宅から戻る時、「家に帰りたいのです。私を警察に連れて行ってください。」って、助手席でショートステイに着くまでの30分間話していた。
「何で警察なの?」って聞くと、「警察に行って住所を話せば、連れて行ってもらえるからです!」と。
息子の記憶は忘れ、娘のの記憶もアヤフヤ。妻の記憶は辛うじてなわりに、極めて全うなことは口に出来た。
そんなもんだろうかな?家には、弟、妹、オフクロも誰もいないのになぁ。。
それでも家だったのだよなぁ。
忘却の向こうに何があったのだろうか?今でも理解出来ない。
親への施しとして、やってきたことが正解だったのだろうか?亡くなってからずっと思っている。
墓の管理のことについて、オフクロから聞くと全然、自分ではやっていなかったという。ただ、最近、オフクロの記憶も怪しいので本当のことはわからないことが多すぎ。
仕方ない。自分が長生きできると思わないままに生きてきたわけで。
自分も、ホントに考えるよなぁ。
何年生きることが出来るのか?
ボロボロになった実家の解体とか。
考えなければならないことがたくさんなんだよな。