Already 三丁目は夕日

徒然なるままの些細なブログ

A Light In The Black

2020-07-28 00:16:45 | 日記
昨日はこんなコロナ渦の中にも関わらず、町内会恒例の夏祭りを強行開催日。
案の定、参加者は例年の1/3ほど。
会場の感染防止の配慮も細かかった。
今回も利用した温泉施設は、非常事態宣言で長期休業から先々週くらいから復活。
今年くらいは中止しても、誰からも苦情は出ないと思っていたのだが、町内会長の揺るぎなき強い意思で開催。
何と開催日前日に、県内で百数日ぶりに感染者が。。
「こりゃ、ドタキャンの嵐になりそう!」って思っていたら、ドタキャンは一人だけ。
参加者の平均年齢は70過ぎだもの、そりゃ命の重さは考えないさ。案の定、「三密」なんて上の空。
会場には、飛沫感染防止用のマイクカバーも用意されていたのだが、「これって、ドアノブカバーだべ?」って。ホントに感染対策なんて、頭の隅にも無くて困った。
でも今回、強行開催した甲斐はあった。
カラオケタイムと時に、毎年参加して頂いている聴覚障害がある方が、会長へ筆談で「手話の歌を覚えたので、披露してもいいですか?」と。
カラオケ係の自分は、曲名が同じでも歌詞が違う曲のリクエストし直しとか変なリクエストでてんてこ舞いだった時に言われてパニック。
「えっ、そーゆー曲を探せば良いのか?」と思ったら、会長が「本人がマイクだけ用意してもらえれば良いってるから!」と。
町内の人も、彼女が聴覚障害があることは承知。春の町内会、夏祭りにも、殆ど顔を見せるけれど、皆はそんなに声をかけてはいなかったような。
披露したのは「まほうのことば」という手話の歌。
短いフレーズの繰返しだったのだが、この雰囲気に自分も一緒にいるんだよっ!ていう気持ちがこもっている一生懸命さに出席者は皆目頭を熱くしていた。
「あっ、こんな時でも開催して良かったよな!」って、ひっそり思った。
恒例の記念撮影は、三密を防ぐために二回に分けたものの、分けた意味を理解出来ない方々が多くて。。。
散会後、会長経験のセンパイから「今日良がった!いろいろあって開催の判断大変だったべども、自粛で年寄は発散するところ無がったし。彼女の手話のヤツもあったし、ホントに感謝する!」って。
今回は、オレたちが渋々開催しただけで何もしていないんだよな。でもNさんが手話を思いきって披露してくれたことに尽きる。
参加者から感染者が出なければ(絶対出ないはず)今年は大成功なのだよな。




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