オヤジが亡くなってから一年。早いものだ。
去年の今頃は、弔問客相手で忙しかった。
暑かった去年と比べると、今年の気温ときたら。
オフクロの認知力低下は少しづつ進んでいる。お盆の生活を見ていると、認知力低下は進むことは当たり前みたいな生活サイクル。
歳をとると睡眠が浅くなるとはいうものの居眠り時間の多さにビックリ。新聞は読んでいるような、いないような。外には出ないので歩くことはトイレくらい。
テレビは点けているものの、かけている番組はテレビショッピンクか懐メロ。
運動は全然しないくせに食欲旺盛。不思議だ!
覚えることが面倒なので、ドラマとかは見る気もしないらしい。まさに老年性鬱みたいだ。だから、話すことといえば、自分が元気だった40代頃の話を昨日あったことのように話す。
仕方無いよな。自分の親よりだいぶ長生きしてしまった。近くに健康な高齢者の見本が居なかったし、高齢になっても健康で過ごすための準備を全然考えてこなかったもの。
去年は「結婚数日後に、他の女と旅行さいってバカ親父」とか、散々云っていたものだ。
いざ一年経つと「あの世って、余程良いんだべな?帰ってくる気持ちにはならないくらいなんだべな?」とか。
姑との関係、いつもぐでんぐでんで帰宅して、仕事第一で家庭を省みなかった毎日で、オフクロがくも膜下出血から帰還したときには「おめーは、しょーがいしゃだからな!」と小バカなことを言い、自分が脳梗塞で半身不随になったとたん「嫁は旦那を死ぬまで面倒みるのが当たり前」とか、滅茶苦茶なモラハラオヤジのことを未だに思っていることは、なんだかなぁ。。
これが愛なのか情なのか、半世紀生きてきても理解できない。
自分は、カミさんから決して思われることは無いと思う。自信を持って。
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