昨年訪れた大菩薩嶺。
今の時季賑わいをみせているだろうから、今年は静かな山歩きをしたくて、小菅村からのルートを計画した。
川久保の登山口が分かりづらくスタートがあたふたしてしまった。
気持ちと呼吸を整える間もなく、杉の人工林の急な坂を登って行く。
坂がなだらかになると、広葉樹の緑溢れる森になる。
田元、小菅の湯からの道が合流するモロクボ平に到着。この辺りまでくれば登りらしい登りもなく、散策気分。
見上げれば緑のグラデーションがなんとも美しい。
尾根の北斜面のトラバース道を行く。ブナの木も見えるようになる。
登りでかいた汗もすっかり引き、涼しさを感じる。
大ダワに到着。広場に出て青空を満喫。再びこんもりした森に入って行く。
朴葉を透かして陽が射し込む。
自然の織りなす模様が印象的。
森は深みを増す。吸い込まれていくかの様に歩いて行く。
榧ノ尾山。今回初めて山らしい名前の所にやって来た。とは言ってもピークではないので標柱がなかったら解らない。
ブナの傘の下。
自分を見守るかのように見下ろしている。
今まで平坦な道程だったが、急に登りに差し掛かる。身体が鈍っていたのでキツく感じられる。
長峰との分岐までやって来た。ここで大菩薩から延びる山々が見える。
この茂みの先に山嶺が待っている。
山嶺を下れば石丸峠に辿り着く。
今まで見てきた森とは違う草原の風景に惹かれる。
石丸峠を振り返る。長い道程を歩き通して来た事を実感する。
今日最後の登りの先はコメツガなど針葉樹の森。
今日初めての苔の森。
そして今日のゴール、大菩薩峠。
よく頑張って歩き通したものだ、と我ながら思う。
奥秩父とはまた何処か違う魅力を持った牛の寝通りの山旅。
こういう山旅もいいなと感じるのは年齢からか、いや経験からか。
とにもかくにも、思い描いていた山旅を実現出来た事に今はただ満足している。
(終わり)
今の時季賑わいをみせているだろうから、今年は静かな山歩きをしたくて、小菅村からのルートを計画した。
川久保の登山口が分かりづらくスタートがあたふたしてしまった。
気持ちと呼吸を整える間もなく、杉の人工林の急な坂を登って行く。
坂がなだらかになると、広葉樹の緑溢れる森になる。
田元、小菅の湯からの道が合流するモロクボ平に到着。この辺りまでくれば登りらしい登りもなく、散策気分。
見上げれば緑のグラデーションがなんとも美しい。
尾根の北斜面のトラバース道を行く。ブナの木も見えるようになる。
登りでかいた汗もすっかり引き、涼しさを感じる。
大ダワに到着。広場に出て青空を満喫。再びこんもりした森に入って行く。
朴葉を透かして陽が射し込む。
自然の織りなす模様が印象的。
森は深みを増す。吸い込まれていくかの様に歩いて行く。
榧ノ尾山。今回初めて山らしい名前の所にやって来た。とは言ってもピークではないので標柱がなかったら解らない。
ブナの傘の下。
自分を見守るかのように見下ろしている。
今まで平坦な道程だったが、急に登りに差し掛かる。身体が鈍っていたのでキツく感じられる。
長峰との分岐までやって来た。ここで大菩薩から延びる山々が見える。
この茂みの先に山嶺が待っている。
山嶺を下れば石丸峠に辿り着く。
今まで見てきた森とは違う草原の風景に惹かれる。
石丸峠を振り返る。長い道程を歩き通して来た事を実感する。
今日最後の登りの先はコメツガなど針葉樹の森。
今日初めての苔の森。
そして今日のゴール、大菩薩峠。
よく頑張って歩き通したものだ、と我ながら思う。
奥秩父とはまた何処か違う魅力を持った牛の寝通りの山旅。
こういう山旅もいいなと感じるのは年齢からか、いや経験からか。
とにもかくにも、思い描いていた山旅を実現出来た事に今はただ満足している。
(終わり)