浅草岳登山二日目は鬼ヶ面山から中先尾根へ下るルートへ。
このルートの、魅力はなんと言っても鬼ヶ面山の眺望にあると思う。
古い(と言っても15年前だが)地形図には田子倉只見沢登山口は駅前となっていたが、現在は駅が消えている。新しい地図を買って良かった。
こちらの登山口にクルマを停めて、六十里登山口まで252号線を歩く。
六十里登山口の駐車場は平日なのにほぼ満車状態。天気がいいからか、はたまた人気のルートだからなのか。
初っ端から急坂に喘いで登って行く。
旧道の六十里越街道と合流。なだらかな山道はいにしえの遺産。
旧道と別れブナの林を登って行く。朝の光が木々の緑を燦かせる。
ブナ林の先は見通しの良い草原に出る。ここから見える浅草岳は遠い彼方。
この先灌木のトンネルを抜けて行く。木陰の涼しさが心地良い。
タニウツギがちょうど花盛り。ほんわかと薫るのはこの花だろうか。
右側が開けた、緩やかな斜面を登る。日向に出ると陽射しがキツくなってきた。
振り返れば田子倉湖が見える。こうして見ると山また山の世界。
灌木が途切れると、ひょいと南岳が視界に飛び込んできた。
ひと登りで南岳に至る。余りに呆気ないが、この先は長い。
そしてこの先はヤセ尾根が続く。今までの登山道とは激変となる。
ヤセ尾根の環境に似つかわしくなく、ヒメサユリが咲き乱れている。
細い登山道は右側が切り立っている。かつ所々足元がフカフカしていて何年後か崩れていくのかと思わせる。
切り立った崖を見下ろすと、谷底まで見える。恐怖に慄き、思わず目を反らしてしまう。
目指す先はアップダウンが繰り返す。どこまで続いていくのだろうか。
視界には登りのみ。照りつける陽射しを背に登って行く。
登った先は鬼ヶ面山山頂。だが、ピークはここだけではない。まだ先は遥かに続く。
(続く)
このルートの、魅力はなんと言っても鬼ヶ面山の眺望にあると思う。
古い(と言っても15年前だが)地形図には田子倉只見沢登山口は駅前となっていたが、現在は駅が消えている。新しい地図を買って良かった。
こちらの登山口にクルマを停めて、六十里登山口まで252号線を歩く。
六十里登山口の駐車場は平日なのにほぼ満車状態。天気がいいからか、はたまた人気のルートだからなのか。
初っ端から急坂に喘いで登って行く。
旧道の六十里越街道と合流。なだらかな山道はいにしえの遺産。
旧道と別れブナの林を登って行く。朝の光が木々の緑を燦かせる。
ブナ林の先は見通しの良い草原に出る。ここから見える浅草岳は遠い彼方。
この先灌木のトンネルを抜けて行く。木陰の涼しさが心地良い。
タニウツギがちょうど花盛り。ほんわかと薫るのはこの花だろうか。
右側が開けた、緩やかな斜面を登る。日向に出ると陽射しがキツくなってきた。
振り返れば田子倉湖が見える。こうして見ると山また山の世界。
灌木が途切れると、ひょいと南岳が視界に飛び込んできた。
ひと登りで南岳に至る。余りに呆気ないが、この先は長い。
そしてこの先はヤセ尾根が続く。今までの登山道とは激変となる。
ヤセ尾根の環境に似つかわしくなく、ヒメサユリが咲き乱れている。
細い登山道は右側が切り立っている。かつ所々足元がフカフカしていて何年後か崩れていくのかと思わせる。
切り立った崖を見下ろすと、谷底まで見える。恐怖に慄き、思わず目を反らしてしまう。
目指す先はアップダウンが繰り返す。どこまで続いていくのだろうか。
視界には登りのみ。照りつける陽射しを背に登って行く。
登った先は鬼ヶ面山山頂。だが、ピークはここだけではない。まだ先は遥かに続く。
(続く)