キッチンのレンジフードのスリーブは防水と防火と気密に配慮して納める必要があります。
一応これで問題ないと思えるところを継続できているので、その内容を紹介します。
キッチンのレンジフードのスリーブは
(1)ガスコンロの場合防火上の措置として木部との離隔をとる必要がある
(2)外部の防水紙との取り合いから雨水が浸入しないようにする必要がある
(3)気密シートとスリーブの取り合いから漏気、湿気の浸入が生じないようする必要がある
(4)レンジフードとスリーブとの接続ができる必要があるが、施工時期はスリーブが先
等の課題をかかえています。
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(1)についてはカナイの不燃パイプという製品にダンスリム、セラカバー等の断熱材(厚20)を巻くことで木部と離隔をとります。耐力壁の構造用合板の開口もダンスリム等の分も含めた径(φ200程度)で開けます。構造用合板耐力壁に開口を設ける場合技術的助言(国住指第1335号平成19年6月20日)に基づく必要がありますが、φ200の穴をあける場合も適切に下地を入れる必要があります。
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(2)についてはカナイの不燃パイプを防水紙の上から設置し不燃パイプの四角いフランジと防水紙の取り合いを防水テープで処理すれば問題ありませんが、電気設備業者が防水紙設置前にスリーブ穴をあけてスリーブ設置をする場合は防水紙の上から日本住環境のドームパッキンを設置して防水紙とスリーブの納まりを処理する必要があります。
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(3)については不燃パイプに巻くダンスリム等を気密シートの部分で止め、スリーブと気密シートをドームパッキンで気密処理してから残りのダンスリム等を設置します。
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(4)についてはレンジフードの高さを品番を設計時に固め、展開図及び軸組み図に記入することで対応します。また、不燃パイプの室内側のパイプ長さが150と短く、しかも室内側にかけて絞れているのでニップルも入りません。あらかじめ不燃パイプにスパイラルダクトを差し込みアルミテープ止めをして長さを決めてから不燃パイプを室外側から挿入する必要があります。
このようにすることで、防水、防火、気密に配慮したレンジフードのスリーブを設置することができます。
様々なことに配慮した建物・住宅にするためには設計段階からの検討が必要不可欠です。
一応これで問題ないと思えるところを継続できているので、その内容を紹介します。
キッチンのレンジフードのスリーブは
(1)ガスコンロの場合防火上の措置として木部との離隔をとる必要がある
(2)外部の防水紙との取り合いから雨水が浸入しないようにする必要がある
(3)気密シートとスリーブの取り合いから漏気、湿気の浸入が生じないようする必要がある
(4)レンジフードとスリーブとの接続ができる必要があるが、施工時期はスリーブが先
等の課題をかかえています。
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(1)についてはカナイの不燃パイプという製品にダンスリム、セラカバー等の断熱材(厚20)を巻くことで木部と離隔をとります。耐力壁の構造用合板の開口もダンスリム等の分も含めた径(φ200程度)で開けます。構造用合板耐力壁に開口を設ける場合技術的助言(国住指第1335号平成19年6月20日)に基づく必要がありますが、φ200の穴をあける場合も適切に下地を入れる必要があります。
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(2)についてはカナイの不燃パイプを防水紙の上から設置し不燃パイプの四角いフランジと防水紙の取り合いを防水テープで処理すれば問題ありませんが、電気設備業者が防水紙設置前にスリーブ穴をあけてスリーブ設置をする場合は防水紙の上から日本住環境のドームパッキンを設置して防水紙とスリーブの納まりを処理する必要があります。
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(3)については不燃パイプに巻くダンスリム等を気密シートの部分で止め、スリーブと気密シートをドームパッキンで気密処理してから残りのダンスリム等を設置します。
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(4)についてはレンジフードの高さを品番を設計時に固め、展開図及び軸組み図に記入することで対応します。また、不燃パイプの室内側のパイプ長さが150と短く、しかも室内側にかけて絞れているのでニップルも入りません。あらかじめ不燃パイプにスパイラルダクトを差し込みアルミテープ止めをして長さを決めてから不燃パイプを室外側から挿入する必要があります。
このようにすることで、防水、防火、気密に配慮したレンジフードのスリーブを設置することができます。
様々なことに配慮した建物・住宅にするためには設計段階からの検討が必要不可欠です。