東響/室内交響曲第1番

2011-04-16 | コンサート

没後60年ということで、東響はシーズンテーマがシェーンベルクとのこと。
そういえば、中止になってしまったが創立100年の東フィルは初演から100年の「グレの歌」だった。

その第1弾は、室内交響曲第1番。フルオケの演目としては編成が小さすぎるので、これまでこの曲は定期演奏会で聴いた記憶はない。
しかも、オーケストラ版なので期待は高まるが、演奏そのものは単に肥大しただけの印象で、牙も爪も抜かれてしまって毒にも薬にも状態。
メインはボレロ。こちらは作曲者のひらめきだけに頼ったような印象。
メイエの音色がほぼ唯一の救いか。

来月の第2は期待していいのか?