あまり乗気しないなか、体調をやや戻して楽日へ。
席も前回よりちょっとだけ良い席で視界も良好。ということで、同じ舞台のはずだが印象は随分と異なる。チープでキャッチーな舞台で、まったく個人的にはこの小屋の公演としては疑問もないわけではないが、ワーグナー特にリングに内包される様々な問題点へのアンチ・テーゼのようなものを感じてしまった。このあたりになってくるとラインを観ただけではどうにもならん。次のシーズンでは、ワルキューレとジークフリートが予定されているのでなにかが感じられるかもしれない。
それにしても、神々のワルハラへの入城の振り(両手を大きく開いて、3歩進んで2歩下がる)はどこかで観た気がしてならないのだが。。。