運命の分かれ目

乗客・乗員５２０人が犠牲となった８５年の日本航空のジャンボ機
墜落事故から丸２４年を迎えた１２日、遺族や関係者が墜落現場と
なった群馬県上野村の「御巣鷹の尾根」に慰霊登山した。

尾根にある昇魂之碑の周辺には、午前５時ごろから遺族らが訪れ、
犠牲者を追悼した。

盆の前に毎年訪れるこのニュースを聞くたびに、２４年前を思い出す。
「アリ様」は、３年半ほど東京へ単身赴任を続けていた時である。

その年の同じ日に京都へ帰宅するのに、新幹線にするか日航機にするか
大いに迷ったのである。

京都の為、所要時間合計だけを言えば新幹線の方が短いのだが、
会社の財務より日航機の株主優待券をもらっていたのだ。

飛行機に乗っていたら、時間帯からして多分事故機に搭乗していた筈。
帰省客で混雑しておりディスカウント店でグリーンの格安切符かって
新幹線にした為、今もブログを書いている。

自宅に着いてTVが臨時ニュースで日航機が行方不明になっている事を
伝え当日は見つからず、翌日に墜落したことが分かったのを思い出す。

当日の体が震え、遅くまでTVを見ていたが、中々寝付かれない夜だった。
何処に運命の分かれ道があるか分からないものだ・・・・・・。

Kyu Sakamoto - Miagetegoran yoru no hoshi wo