話題になっている「大往生したけりゃ医療とかかわるな」を読んだ。
この本では、がんによる自然死を勧めている。
自然死とはいわゆる餓死で、飢餓、脱水、酸欠状態、炭酸ガス貯留に
分けられ、いずれも何らの医療措置を行わなければ、夢うつつの気持ちのいい、
穏やかな状態になれるそうだ。
現在の死因ベスト3は、がん、脳卒中、心臓疾患だが、江戸時代は脳卒中、
かっけからくる心臓疾患、肺結核で、がんは明治頃から出てくる。
やはり生活環境の違いによるものなのか。
現在、がんは、死因の30%で断トツなので、医療で延命措置などをしなければ、
がんによる自然死を達成することの可能性が高い。
著者は、自然の摂理に従い、子孫を残す役目を終えたら、医療に頼らず、
自然死するのがよいと言っており、納得できるものがある。
また、餓死というのは自分でスケジュールすることも可能で、著者は西行の
様な死を考えているとのことだ。
人間にはもともと自然治癒の力があるのだから、「アリさま」もできるだけ
医療とかかわらないようにしていきたい。
その意味で、すべての医療を受け入れることになる救急車への乗車も避ける。
死は重たいテーマだが、残った人のことを考えると、真剣に向かわなければ
ならない問題だと思う。
著者の勧める、事前指示についても勉強しておきたい。
先般、電話してきた「舌癌」の、部下を思い出した。
この本では、がんによる自然死を勧めている。
自然死とはいわゆる餓死で、飢餓、脱水、酸欠状態、炭酸ガス貯留に
分けられ、いずれも何らの医療措置を行わなければ、夢うつつの気持ちのいい、
穏やかな状態になれるそうだ。
現在の死因ベスト3は、がん、脳卒中、心臓疾患だが、江戸時代は脳卒中、
かっけからくる心臓疾患、肺結核で、がんは明治頃から出てくる。
やはり生活環境の違いによるものなのか。
現在、がんは、死因の30%で断トツなので、医療で延命措置などをしなければ、
がんによる自然死を達成することの可能性が高い。
著者は、自然の摂理に従い、子孫を残す役目を終えたら、医療に頼らず、
自然死するのがよいと言っており、納得できるものがある。
また、餓死というのは自分でスケジュールすることも可能で、著者は西行の
様な死を考えているとのことだ。
人間にはもともと自然治癒の力があるのだから、「アリさま」もできるだけ
医療とかかわらないようにしていきたい。
その意味で、すべての医療を受け入れることになる救急車への乗車も避ける。
死は重たいテーマだが、残った人のことを考えると、真剣に向かわなければ
ならない問題だと思う。
著者の勧める、事前指示についても勉強しておきたい。
先般、電話してきた「舌癌」の、部下を思い出した。