「アリさま」にとり「ふるさと」はさてどこになるのだろうかと考えて見た。
生れ落ちて、幼少を過ごした土地か、結婚して子育てに明け暮れていた土地か。
「終の棲家」となる現在の土地か。。。
流浪の人生の果てに一生を終える土地を「ふるさと」と考えるのがいいのか。
たとえ、どこに住み、またそこで一生を終えたとしても所詮、この世は仮住まい。
あの世に自分の「居場所」があるものなのかは誰もわからぬこと。
今現在、生活している地は自然だけは豊かでかなり恵まれていると考える。
人間不満を言ったらきりが無し、かといって、物事を簡単に投げ出すことも
また不本意なことである。
仕方ない、現状を受け入れて穏やかに命を全うできることを願うのみかと。
さまざまな煩悩を抱えて生きなくてはならぬ人にとり、「生きている」所が
ふるさとなのかとおもう。
「ふるさとは遠きにありておもうもの。そして悲しくうたうもの。よしや、
うらぶれて、異土の乞食となるとても帰るところにあるまじや」
「アリさま」は、「ふるさと」を売りました。
これで良かったのだろうか・・・・・・と。
生れ落ちて、幼少を過ごした土地か、結婚して子育てに明け暮れていた土地か。
「終の棲家」となる現在の土地か。。。
流浪の人生の果てに一生を終える土地を「ふるさと」と考えるのがいいのか。
たとえ、どこに住み、またそこで一生を終えたとしても所詮、この世は仮住まい。
あの世に自分の「居場所」があるものなのかは誰もわからぬこと。
今現在、生活している地は自然だけは豊かでかなり恵まれていると考える。
人間不満を言ったらきりが無し、かといって、物事を簡単に投げ出すことも
また不本意なことである。
仕方ない、現状を受け入れて穏やかに命を全うできることを願うのみかと。
さまざまな煩悩を抱えて生きなくてはならぬ人にとり、「生きている」所が
ふるさとなのかとおもう。
「ふるさとは遠きにありておもうもの。そして悲しくうたうもの。よしや、
うらぶれて、異土の乞食となるとても帰るところにあるまじや」
「アリさま」は、「ふるさと」を売りました。
これで良かったのだろうか・・・・・・と。