寿迎夢・寿迎夢

海砂利水魚水行末雲来末風来末

ガキの思い出

2012-05-27 | Weblog
小学生の頃、初めてチーズを食べました。
うちの父宛の中元だか歳暮だか、そのどちらかだったと記憶が残っている。

チーズといっても、今のようにいろんな種類があるわけではありません。
石鹸のような色、形をしたもので、相手にしてみれば珍味感覚で贈って
呉れたのだろう。

食卓に出たそれは、胸のむせ返るような臭いで、しり込みする程の記憶。

それと重なるようにして、ソーセージではなく、正真正銘まざり気なしの
ハムが贈られてきました。

ハムは当時としては大変高価なもので、夕食時に大きな西洋皿に薄く二切れと
キャベツのみじん切りが乗せられて出てきました。

「アリさま」は、「眺めて一杯、舐めて二杯、食べて三杯」でご飯のお代わりをした。

ところで、“バターご飯”というものをご存知ですか?
よその家の食事時におじゃましたら、初めての光景に遭遇しました。

炊き立てのご飯にバターを入れ、醤油を少し入れてかきまぜると、ちょうど
“卵かけご飯”と同じ代物が出来上がるのです。

家に帰って、「バターご飯を作ってくれ」と言ったら、「つまらないものを
食べるんじゃない」と叱られました。

味の記憶がないので、やってみるかな。
乳製品は、メタボの敵だわナ