寿迎夢・寿迎夢

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風俗嬢

2013-03-20 | Weblog
著者、菜摘ひかるの「恋は肉色」を読んだ。

キャバクラ、ヘルス、SM、ソープ、イメクラ、AVにストリップ…
ありとあらゆるセックスの仕事を経験から書かれた体験記である。

この本の特徴はグロデスクなほど生々しい、性でおカネを稼ぐ現場の描写である。

チンコはまず洗ってから来るのが常識だ。
常識と言うか知っていて当然 臭いチンコで平気な顔してくる奴は、よっぽど、
ものを知らないかあるいはわざとやって楽しんでいる人だと思う。

性欲を満たすためとはいえ、少なくともその時間だけは私の存在を必要として
くれている男の人のチンコを、心を込めてしゃぶる。
                  
          など・・本文から抜粋

初版は2000年発行なので一昔前となるが、今読んでも面白い。
(エロ本ではない)

一昔前の風俗嬢といえば、借金が有る、ヒモ男がいる・・よほどの理由や事情が
ない限り、やらない仕事だった。

だが、彼女には借金もなければ、お金に困っているわけではない。
結婚していて、ご主人は真面目な会社員でもある。

自分が稼いだお金はすべて、自分の為に使っている。
私にとって風俗は、すごくもなければ恥ずるべき仕事ではない。

頑張れば頑張るほど結果が数字で返ってくる。
いい接客をするという定評がつけば店にそれだけ大事にされ、お金を払った
客である人たちからも喜ばれ、なぜかついでに感謝までされる。

決して人に言えないひどい仕事でもないとわたしは思うのだ。
風俗は、私にとっては素敵な仕事なのだ。

と言っている。

著者 菜摘ひかるさんは、29歳の若さで亡くなっている。
死因は不明、公表されていない。

女性の生き方、考え方も人それぞれ人生もいろいろですね。

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