寿迎夢・寿迎夢

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ほめ殺しで「いい女」に変身させる

2013-03-12 | Weblog
環境への適応能力は、男性より女性の方が数段うえである。
男性にとって厳しい環境でも女性はしぶとく生き続けることができるのだ。

若い女の歌手やタレントを見ていると、デビューしたてのころは、あまりパッと
しなかったのに、しばらく経つと見違えほど洗練された女に変貌しているのに気づく。

それは芸能界という特殊な環境の中で、見事に適応していった姿ではなかろうか。
顔やスタイルを、売り物としているという事情もあるだろうが、化粧法から身のこなし方、
話し方から挨拶の仕方まで、徹底的に教え込まれるせいかもしれない。

短期間のうちに驚くほど美しくなっていく姿を見ていると、まさに、「女は魔物」だと
つくづく実感する。。
タレントを育てる最大のポイントは、「とにかく、よい点を誉めることです」と関係者がいう。

芸能界でがんばろうというからには、もともとプライドも高く競争心も強い。
だから、誉めると他の面でも誉められようと努力するというのである。

逆に悪いところを指摘すると、自信をなくし這い上がれなくなってしまうらしい。
これは、一般的にもいえることである。

つまり、女性は何ごとによらず他人に厳しく批判されたり、叱られたりすると、自信を失ってしまい、ふてくされたり、萎縮して自分の殻に閉じこもってしまう傾向性があるのだ。

ひとたび自信を失った女性は、なかなか自信を回復できないのである。
彼女に悪いところを直してもらおうと思ったら、その悪いところを直接的に指摘しない
ほうがよい。

とくに容姿や言動などを批判することは控えるべきだろう。
それよりも、彼女のよい点を誉めることである。

ことあるごとに具体的にベタベタに誉めてやるのだ。
そうすることによって、彼女は心を開き、悪いところも改善していこうと努力していく
ようになるのである。

女性を「いい女」に変えるか否かは、すべて男しだいだと自覚すべきだろう。

世良公則 - 燃えろいい女