再読のための覚え書き
幻の馬車
セルマ・ラーゲルレーフ(1858-1940)
山室静訳
大晦日の夜、結核に罹患したダビッド・ホルムは、喀血して死に瀕しながら思い出す。
それは、「大晦日の12時の鐘の前に死んだ者は、1年間、死神の馬車の御者にならなければならない」という言い伝えだった。
そしてダビッドの耳に聞こえてきたのは、近づいてくる馬車の音だった……。
2023.10.6読了
新潮文庫
昭和26年1月10日初版発行
昭和29年10月15日15刷
旧仮名遣い
#本 #読書 #文学 #文庫 #ラーゲルレーフ #ラーゲルレーヴ #幻の馬車
