おはようございます!あるくべきのふみです!暑すぎる日は、歩くの諦めましょう!というくらいの暑さが続いています。家の中でも良いので、動いて氷冷しましょう!
風邪と便秘はとても深く関わっています。
ウィルスや細菌に感染すると、その戦いにエネルギーを集中する事が最優先になります。
発熱したり、心拍数を上げたり、発汗したり、ウィルスや細菌を免疫細胞が処理したり、などなど風邪をひいている状態というのは激しい運動をしているのと同じような状態なのです。
激しい戦いをしている最中に、ゆっくり用を足す動物などいません。
風邪をひいている時の体の状態としては、交感神経を活発にして、免疫細胞を活発にして、危機的な状況から体の状態を回復する事を最優先とします。
そんな時だから、便が出にくくなるモードになるのは体にとって必要な事なのです。
風邪に伴う便秘に対しても、普段から便秘を気にしている人は、風邪をひいている時にも便秘薬を使用してしまいがちですが、そこは一時お休みするほうが良いと思います。
体が風邪を完全に治した時には、腸にもエネルギーを行き渡らせる余力がついてくるので、自然な排便が戻ってくるはずです。
風邪で下痢になるのも、腸内のウイルスを便といっしょに体外に排泄しようとして起こる症状なので、通常の消化と吸収は行われていません。こちらも、下痢止めを飲むことでウイルスが排泄されず、風邪の回復が遅れることもあります。
風邪をひいている時は、体が戦闘中なので、正常な腸の活動に手を回せません。便秘も下痢も仕方ないところがあります。それらを正常に戻すよりも前に、風邪を治すことから始めなければいけません。
薬で何かの症状を促進したり、抑制したりするのは、自分の体の状態と相談しながらにしましょう。自分の状態が分からない場合は、お医者さんに聞いても良いと思います。