おはようございます!あるくべきのふみです!春めいてきたと同時に、花粉も吹き荒れているようですね。花粉症の人は気を付けて歩き氷冷しましょう!
自分の尿がクセのある匂いだなと思ったことありますか?
通常、健康な人の尿の匂いは軽いアンモニア臭がする程度です。さほど気にはなりません。しかし、水分不足や偏った食生活をしてしまった時、あるいは何らかの病気の可能性があると、排尿時に気になるニオイが発生することがあります。
尿の臭いが気になるといっても人によって表現の仕方が様々で、その中で多いのが香ばしいニオイということらしいです(; ゚ ロ゚)。食材によく例えられ、具体的にはツナ缶・コンソメ・ポップコーン・お煎餅のようなニオイがすると感じる方も多いそうです。
飲食したものと同じ、もしくは近いニオイがするのであれば、ほとんどの場合問題はないそうです。
私は知らなかったのですが、食べ物・飲み物によって、尿にニオイが出やすいものがあるそうです。具体的にはコーヒー、カレー、ニンニク、ニラ、アスパラガスなどは特に尿にニオイが出やすい飲食物だそうです。なので、それらを食べた場合は、尿臭がやや変でも大丈夫みたいです。
尿は腎臓で血液がろ過されます。その際、飲食物に含まれている香料の中には体内で分解・吸収できないものがあり、それが尿に含まれて外に出てきているだけなのだそうです。
注意が必要なのはきついアンモニア臭がする場合や、甘酸っぱいにおいがする場合だと言います。
いわゆる「尿の悪臭」は、出された尿がしばらく放置されたときに、繁殖した細菌によって臭うものです。つまり、排尿時からいつもと違うニオイがする場合は、体の中でニオイの元となる原因がある可能性が高いです。
きついアンモニア臭がする尿は、腎盂腎炎、膀胱炎、尿道炎、前立腺炎など考えられるようです。尿は腎臓から尿管、膀胱、尿道を通って排泄されますが、そのどこかが細菌に感染している可能性があるということです。
甘酸っぱいニオイがする尿の場合は、尿中にケトン体があふれ出ている可能性があるようです。
ケトン体とは脂肪の分解により肝臓でつくられて血液中に放出されるアセトン、アセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸の総称です。このうちアセトンが甘酸っぱいにおいの原因だそうです。
ケトン体は血液を通して脳や骨格筋、心臓、腎臓などに運ばれエネルギー源となりますが、尿にも排出されます。通常は尿に排出されても微量ですが、糖質不足や激しい運動後、糖尿病の人はケトン体が大量に生成されることがあります。
健康な人はほとんど問題ありませんが、インスリン作用に異常がある糖尿病の人はケトアシドーシス(酸性血症)を来すことがあり、生命の危険があります。
ほとんどが大丈夫だとは思いますが、もし異常を感じたら、1度病院で検査してもらうことをオススメします。