おはようございます!あるくべきのふみです!暑いより寒いなか歩くのが私は好きですが、皆様がどうでしょう?今日もしっかり歩き氷冷しましょう♪
→前回からの続きです。
自分で血管の老化を防ぐ方法とは…
甘いものを控えて、血管を劣化させなければいいのです!
血管にダメージを与えて老化させる大きな要因は2つあり、1つは「糖化」と、もう1つは「酸化」だそうです。
血糖値とは、血液中に含まれるブドウ糖の量を示すものです。食事で摂取された糖質が消化・分解されるとブドウ糖となって血管内に送り込まれるため、血糖値が上がります。すると、すい臓から「インスリン」という血糖値を下げる働きをするホルモンが分泌されます。
このとき、多量の糖質を一気に摂ることで、血糖値の上がり方も急激になり、それに対応して、分泌されるインスリンの量も増えます。そうして、今度は一気に血糖値が下がります。
このように、短時間のうちに血糖値の乱高下が起こることを「血糖値スパイク」といいます。この血糖値スパイクが繰り返されることで、血管内の細胞には大量の「活性酸素」が発生することが分かっています。
活性酸素は細胞を強力に酸化させて傷つけ、劣化させてしまうことで知られています。
血管が傷つく、傷ついた血管が修復される……この繰り返しで、血管内の壁は徐々に分厚さを増し、動脈硬化の原因となっていきます。
また、血糖値が異常に高い状態を「高血糖」といいますが、この状態を繰り返すことで、血管の老化が進行します。
血管の主要な材料は、たんぱく質です。血液中に多量のブドウ糖があふれている高血糖状態が繰り返されると、このブドウ糖と血管壁のたんぱく質が結びつき、「糖化」という現象を起こします。
血管壁に糖化が起こると、酸化ストレスによって血管の働きが阻害されたり、組織に変性が起こったりすることから、動脈硬化が進行してしまいます。糖化反応で変性したたんぱく質が体の老化を加速させます。
つまり、血管の動脈硬化との相乗効果で激しく老化を加速させるのが、酸化と糖化なのです。
甘いもの好きほど、見た目が老けてしまうというわけです。甘党な私自身にも辛いことですが、糖質過多でよいことはないようです。
若さの秘訣は、日常的に糖質が控えめな食事です。もちろん、しっかり歩くことも忘れずに!