読んだら歩きたくなるブログ

『歩行不足』な現代人は、自己骨盤矯正ができてなーい!自分でできる骨盤矯正に興味のある方へのブログです。

腱鞘炎

2020-11-02 17:10:06 | 日記
こんにちは!あるくべきのふみです!
この時期は歩きやすくて、秋の景色も見れて楽しいですね。しっかり歩いて、氷冷しましょう。

今回は、腱鞘炎についてです。腱鞘炎とは、腱を包む鞘(さや)である『腱鞘』という部分の炎症です。代表的な腱鞘炎に、手首が痛くなる“ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)”と、手の指が痛くなる“ばね指(弾発指)”があります。

腱鞘炎は、手の使い過ぎが主な原因と言われます。また、女性ホルモンの変化の影響とも言われます。妊娠・出産期と更年期の女性ホルモンのバランスが崩れる際に、腱鞘を収縮させる作用が働き腱の滑りが悪くなったり、女性ホルモンの減少により炎症が起こる原因になるというわけです。ばね指は、関節リウマチや糖尿病のような持病がある人にも発症しやすいとも言われています。

一般的に病院では、使い過ぎないよう言われたり、湿布や痛み止の薬を出されたり、痛み止めの注射をされたりします。重症と判断されるか、本人の希望次第で、手術という選択肢も出てきます。

ただし、それらの治療を行っても、多少の組織の癒着が起こり、本来の動きに戻すことは難しいのです。手や手首は、腱や筋肉、神経、血管などが要り組んでいる部位なので、手術で短期的に効果があったとしても、長期的に考えると、良い結果を出すのはとても厳しいのです。

ドケルバン病やばね指などの腱鞘炎や腱損傷は、腱と腱鞘の摩擦や感染により滑膜炎が生じて、組織が熱変成を起こすことが多く、その結果、肥厚します。肥厚部では線維に毛玉様の隆起ができ、ループ状に絡み合っています。

骨のズレを治し、体表からねじれのある線維を整えることで、良い状態にしていくことは可能です。

氷冷も良い対処方法の1つです。“ウコンの力”とか入ってるような小さい缶に、氷を入れて握ると、指のカーブ的にも冷却にも効果的だと聞いています。

手指は体幹に向かって辿っていくと、肘があり、その先に肩があり、首に繋がっています。指のズレの原因は、手首かもしれないし、肘かもしれないし、肩、首かもしれません。さらに背骨を辿っていくと、大元である骨盤にも関係してきます。女性ホルモンとの関わりが深いのも、その辺のことがあるのではないかと個人的には思っています。

手指が痛いからといって、手指のみを診て、そこだけをどうにかしようとするのではなく、身体全体を診ると、対処方法も変わってくるのではないかと思うのです。


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