おはようございます!あるくべきのふみです!歩くのに良い季節です!しっかり歩き氷冷しましょう!
「スマホ認知症」とは、スマホ依存による脳過労で生活に支障が出る状態のことだそうです。
ただし、認知症と同様に正式な病名ではなく、「スマホ認知症」は状態を表す呼称らしいのですが…。
どちらも症状は似ているものの、原因や発症年齢が大きく異なり、「スマホ認知症」はスマホ依存による脳過労が原因で、30〜50代でも多くの方が発症します。
一般的に言われるアルツハイマー型認知症はタンパク質の一種のアミロイドβがたまることで70歳ぐらいから発症するので、かなり若いうちに発症するということになります。
スマホ認知症の具体的な症状は下記となります。
①遂行実行機能の低下
物事を段取りに従って、計画通りに作業を進める脳機能が低下します。これまでできていた作業が困難になります。
②コミュニケーション能力の低下
③企画力・創造力が低下する
④生活意欲の低下
⑤体調不良・情緒不安定
心身の状態をコントロールしている前頭葉の機能が低下します。急にキレたり、ささいなことで泣き出したりします。
以上のように、「スマホ認知症」の中核症状は、一般に知られているアルツハイマー型認知症の症状ととてもよく似ています。「人や物の名前が出てこない」「うっかりミスが増えた」など、日常生活に支障が出るものばかりです。決して軽々しく扱うことはできません。
記憶には「入力」→「整理・整頓」→「取り出し」という3つの過程があるのですが、脳過労になると「整理・整頓」が追いつかなくなります。
新しい情報が入ってくるのに「整理・整頓」がされないと、大切な情報が埋もれてしまい、肝心なときに必要な情報をうまく取り出せなくなります。
そうなると、仕事や家事などのシーンで情報処理能力が著しく低下するのです。
そして恐ろしいことに、若年期に「スマホ認知症」を放置しておくと、老年期に認知症になるリスクがとても大きくなるという事実があります。というのも、「スマホ認知症」はうつ病を合併しやすく、働き盛りにうつ病が2年以上持続すると、老年期にアルツハイマー型認知症になる危険が2倍になるデータがあるのです。
しかし、「スマホ認知症」は生活習慣の改善で治ります!
アミロイドβが蓄積して脳が萎縮するわけではなく、脳過労によって記憶の「整理・整頓」に支障が出ているだけだからです。
「スマホ認知症」を治すには、ご自分の脳過労を自覚して、脳をメンテナンスすることが大切です。
私のオススメは、もちろん
歩行です!🏃
デジタル機器から一旦離れて、しっかり歩くことは、確実に有効だと思います。
スマホと正しく付き合いながら、健康的な生活を手に入れましょう。