こんにちは!あるくべきのふみです!
雨が続きますね。1年間の雨量が1日で降るなんて、まさしく災害です。被害があまり出ないことを祈るばかりです。
さて前回、更年期症状の先にある高齢期に、骨粗しょう症などのリスクが高まると書きました。今回は、その骨粗しょう症についてです。
「生理なんてしんどいから、早く終わってほしい…。」なんて言う人もいますが、その発言、ちょっと待ってください!
「生理が終わってしまうと、骨が弱くなってしまいますよ?」と私は言いたいです。なので、なるべくならば、しんどくても生理があるほうがマシだと思うです。
以前にも記述しましたが、骨は、『形成』と『破壊(吸収)』のバランスで骨密度を保っています。女性は、閉経により女性ホルモン、エストロゲンが減少すると、骨吸収が盛んになって、バランスが崩れ骨密度が急速に低下します。
ちなみに、男性も前立腺癌の内分泌腺療法で、骨密度が減少したりするそうです。このことからも、ホルモンと骨密度というのは、とても深く関係していることが分かります。
そもそも、骨密度とは、単位面積あたりの骨塩量のことで、カルシウムなどのミネラルが、骨にどれくらい含まれているかの指標となります。一般的に、20代で骨密度はピークとなり、その後徐々に減少していきます。
なので、年をとれば、どうせんでも骨密度は減少していくものなのです。それが、女性は閉経後のホルモン減少をきっかけに加速するというだけなのです。
骨密度が低下すると、骨がスカスカになり、骨折しやすくなります。これが、骨粗しょう症です。骨の強度が低下すると、つまずいて手や肘をついただけ、くしゃみをしただけ、椅子に座っただけ、等の衝撃で骨折してしまう事態になります。
骨粗しょう症は、自覚症状がないことが多いので、要注意です。閉経後の女性は、ほぼほぼ骨粗しょう症だと思って、乱暴な動きをしないように注意したほうが良いです。
もちろん、食事に気をつけて、大豆類を摂取することも大切ですが、骨を丈夫にするには、食事と同じくらい歩行が大事です。
歩行は、骨を造る細胞を活発にし、血液の流れをよくし、その上、筋肉も鍛えてくれます。こつこつ歩くことが、骨粗しょう症の予防になるのです。骨を強くするために、今日もしっかり歩き氷冷しましょう♪